ginga

日々感じたことをつらつらと。

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最近の記事

悪夢 本読み編

時刻は8時過ぎ。 若干の汗と、身体中の力みを感じ目を覚ました。 見慣れた自室の天井を確認した途端、崩れるように脱力した。なぜかぐちゃぐちゃになった心を、ため息か深呼吸のどちらかを繰り返し、落ち着かせた。 悪夢を見たのだ。 それも相当ひどいやつだ。 普段夢は見ない、目を覚ますと忘れてしまうことが殆どだからだ。 そんな僕に、冷や汗をかかせるほど強烈で鮮明な 夢を見た。そんな強烈な悪夢の覚えている限りをここに残そうと思う。 気がつくと、大規模企画演劇の顔合わせ&本読み会場にいた

    • 腹八分目

      腹八分目 この言葉、昔からよく言われてきた。 僕は幼少期の頃、ぷくぷく太っていた。 そのため、親からは「腹八分目でやめときなさい」とよく怒られた。 しかし、腹八分目とはなんなのだろうか? そんなもの人によって違うと思う。 僕の場合は、注文の時にこのくらいが腹八分目だと予想し注文するが、結果的に腹九や十分目になってしまうケースが良くある。 誰も未来のことなんてわからない、自分が選んだものを好きなだけ食べたい。 大人になるってことは、未来を予想しなるべくリスクを減らすことなのかも

      • 忘れるな

        朝といっていいのか、昼といっていいのかわからない時間に起床し、惰性でスマホをいじる。 そう、今日僕は暇なのだ。 夕方から少し用事があるだけで、それまでゆっくり、だらだらと、時間を無駄遣いできる。 朝食なのか昼食なのかわからない、ご飯を食べ、未視聴だったドラマと、映画を見た。 しばらくすると、目が疲れて来たので、ベットに横になった。 睡魔がグワっと襲って来たので、その欲に順々に従い、現実と夢の中を右往左往していた。 すると… 「ピンポンポンパンポーン」 急に音が鳴る。 その音が

        • 電車のロング缶

          朝9時頃、いつも通りの電車に乗りバイトへ向かう。僕は神奈川県の端に住んでおり、バイト先は東京のど真ん中。つまり、なかなかの時間電車に揺られる時間がある。電車の中では、読書、ラジオ、ドラマ、アニメに限る。映画にもトライしたことが何度かあったが、電車の中だとびっくりするほど集中できず、電車と映画鑑賞の相性は最悪だ。今日は、青いシートに腰掛けぼーっと窓を眺めながら、ラジオを聴いていた。そんな時、視界の端で何かが動いた。その正体は何か確かめるために、そっと目を向けた。 空き缶だ。サン

          ドミトリーといびき

          父のいびきは、かなりパワフルだ。 母はそのいびきにより、何度も眠れぬ夜を過ごした。コントラバスのような音を奏でる事もあれば、ゴジラの鳴き声のような時もある。 母は父のいびきに打ち勝つために、耳栓やノイズキャンセリンググッズを駆使したが、結果は惨敗。父のいびきはそれほどの破壊力と攻撃力を持っているのだ。 僕は今、一人でベトナムの首都ハノイに来ている。お金もあまり無いため、宿はバックパッカーが集うドミトリーに決めた。 小さな部屋に、2段ベットがぎゅうぎゅうに配置されており、僕の寝

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          星を見に行く

          星を見るために、外に出た事はある? きっと多くの人は、何かしら外出しなければならない用事があり、そのついでに星を見ている。 僕はこんな性格と見た目でありながら、意外にもロマンチストなもんで、何度か「星を見に行く」という行為のためだけに外出したことがある。 1人の時もあれば、横に友人や、彼女がいた時もあった。星をぼんやり眺めていると、必ず思うことがある。それは、僕らが見つめる光り輝く星々は、もしかしたらもうこの世に存在しないという事だ。地球と星には、僕らが想像もできやしない距離

          星を見に行く