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23週 色々な出産体験
単身赴妊婦の23週目の記録です。
安定期も中盤になり、ますます大きくなるお腹。
職場でも色んな方が優しく声をかけてくれたり、同じく妊婦の友達とランチをしたりと穏やかな毎日を過ごしています。
その中で、経産婦の方や友人から出産時の様々なエピソードを聞く機会も多くあり、出産は本当に十人十色だなと実感しています。
中でも衝撃的だったエピソードを2つ。
1 終わらない陣痛
出産時の痛みについて聞くと、とにかく壮絶な痛みであると多くの人が口にする。
生まれる時はさることながら、それまでの陣痛がとにかく痛いそう。
腰を鞭で叩かれるとか、生理痛のレベル100とか、この世のものとは思えないとか、それはもう色々...。
それでも波があるというのが、唯一の陣痛の救いだと思っていた。
痛みが強くなり、弱くなり、強くなり、弱くなり、その間隔がだんだん短くなり、出産の時を迎えるのだと...。
しかし、ある友人は違ったという。
内臓が捩れるような痛みが約15時間ずっと続いたと...。
休みなく、ずっと...。
最初から最後までMAXの痛みだったらしい。
しかもなかなか子宮口が開かないから、その状態で病院の廊下を歩き続けたそう...。
壁に手をつき、半ば這いつくばるようにぐるぐる行ったり来たり。
2人目の時は波もあり、5時間かからずに産まれたらしい。
どうなることやら、こればっかりは当日まで分からない。
2 昔の出産
60代の先輩から聞いた話。
当時は水中出産というものが話題となっていたらしく、子どもは3人とも水中出産で産まれたとのこと。
浴槽の中に奥さんが入り、浮力で痛みを逃しながら、お湯の中に赤ちゃんを産み落とす。
その赤ちゃんを旦那さんが、すかさず水中から掬い上げる。
そんな出産だったらしい。
しかも、その先輩は医者からの勧めで、奥さんの胎盤を食べたとのこと...。
生のレバーのような感じだったと言っていました。
胎盤は健康に良いとされているようです。
なんとも衝撃的な話でした。
約30年で出産のあり方も色々と変わっているんだなぁと思いました。
自分がどんな出産になるか分かりませんが、色んな人の話を聞くと色んな心構えができます。
何より、赤ちゃんの性別が生まれたら違ったとか、妊娠中によく寝る子になれと念じたらその通りになったとか普段はなかなか聞くことができない妊娠期の話を聞くのはとても楽しい。
皆、そんなエピソード持っていたんだという今まで見せてもらったことのない引き出しの中を惜しみなく見せてもらっている感覚。
これからも色々な声に耳を傾けて、自分なりの出産を語れる日を待ちたいと思います。