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【マインドセット】思い込みは現実化する〜ダイエットに生かす方法〜
「思いこみは現実化する!?」
これを聞くと、少しスピリチュアルな感じもしますが
そうではなく、脳の仕組みを利用したものです。
今回は「思い込みは現実化すること」を証明した2つの実験を紹介します。
プラシーボ効果 (思い込みが良い影響を与える)
まずは、思い込みが良い影響を与えることを証明した例を紹介します。
1978年にアメリカで行われた歯科手術の実験で、「これは鎮痛剤です」と患者に伝えて食塩水を投与すると、多くの患者に実際に鎮痛効果がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1668655807305-17lzViVvm3.png?width=1200)
つまり、プラスな思い込みは、現実をプラスへ導くということ。
ノーシーボ効果 (思い込みが悪い影響を与える)
次は思い込みが悪い影響を与える例です。
末期がんと診断され、余命数ヶ月と宣告された患者。
みるみる弱り、余命すら全うできずに命を落としてしまいました。
しかし、患者が死んだ後に実は医師の診断が間違っていたことが分かり、
患者はがんにはかかっていなかったということがありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1668655821340-R4NghAiaQ6.png?width=1200)
つまり、マイナスな思い込みは、現実をマイナスへ導くということ。
プラシーボ効果をダイエットに生かす
プラシーボ効果をダイエットに生かした実験例もあります。
ハーバード大学がボストンのホテルの清掃係を対象にした研究で
ホテルの清掃係を2つのグループに分けました。
①「部屋を掃除することは健康的な運動であり、政府が推奨する活動的なライフスタイルの基準を満たす」 と 告げたグループ。
② 何も情報を与えなかったグループ。
それから4週間後、「部屋を掃除することは健康的な運動だ」と知らされた①グループは、体重、血圧、体脂肪、ウエストヒップ 比、肥満度指数は、実際に減少していたそうです。
ホテルの清掃員たちは、仕事を「政府が推奨する活動的なライフスタイルを満たす運動である」と思い込むことによって、何気なくやっていた動作が運動に切り替わり、実際に消費カロリーが増えたのだと考えられます。
これを私たちの生活で当てはめて考えると、
![](https://assets.st-note.com/img/1668655890246-KrWP62YSgS.png?width=1200)
といった運動に認識を変えるだけ消費カロリーが上がるかもしれません。
意識するだけで良いので簡単ですよね。
まとめ
今回は、「思い込みは現実化する」というテーマで
・プラシーボ効果(思い込みが良い影響を与える)
・ノーシーボ効果(思い込みが悪い影響を与える)
についてお伝えしました。
ダイエットにおいても思い込みが実際に体に影響を与えます。
・通勤、仕事、家事などの日常動作をカロリー消費する運動だと認識する。
・これは体にいい食べ物だ。
それだけで、ダイエットの成果が上がりやすくなるかもしれません。
思い込みの力を上手く利用して、なりたい自分に近づけていけるといいですね。
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