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結婚って素晴らしい!~恋愛・結婚を諦めたあなたへ~【後半】

ミロスシステムに出合い、過去の“実らない恋”の仕組みを理解したRさん。
それがまさかの、親への復讐劇だったとは!
こうしてRさんは、これまでの人生をシステムに当てはめていくことで、人生の自己解体をしていかれました。
そして、後半では大嫌いだった自分を受け入れることができたことで、待望のパートナーが!
是非後半をお楽しみください!

前半はこちらから
https://note.com/vast_eagle460/n/n73481d6ff8a0

~後半~
■優越感と劣等感
■自分へのルールを緩めたら…
■私が私にときめいた!
■20年ぶりにできた彼氏!
■失う恐怖を手放せた
■覚悟のプロポーズ

☆編集後記☆

☆interview☆

<インタビュアー:松浦 健太郎 研究員 /ライター:桒山 早苗 研究員>

■優越感と劣等感

さらに自分を知っていく中で出てきたキーワードが《優越感と劣等感》
それは幼い頃から、美人の姉二人に対して私だけ色黒で父に似て目が細い、という容姿の劣等感であったり、父の希望通り医者になった姉と比較しての劣等感であったり。
その最たる出来事は、私が東京での夢を諦めて、両親の説得で仕方なく故郷に帰ったことでした。

当時、東京での仕事は順調だったものの、実はプライベートではズタズタで、好きだった彼にもこてんぱんにフラれ、生きる希望が持てず「私なんて…」という自虐の毎日だったのです。
そんな時に「帰ってきてくれ」という両親の言葉。
「こんな私でも、必要としてくれる両親がいる…」
家業のためにやむなく帰ったという記憶は実は捏造であり、何も成し遂げられなかった自分に嫌気がさし、親元に逃げ帰ったというのが真実だったのです。

「娘が事業を継いでくれる」と両親は喜び、
「親孝行な娘さんだ」と周囲からは褒められ、
地元の人から期待され様々な役職を頼まれました。
その一つ一つは、私の劣等感を埋め、優越感を十分に満たしてくれたのでした。

■自分へのルールを緩めたら…

このように、私は劣等感を持っていることを誰にも気づかれないように、隠すように「精神性の高さ」や「頑張り屋であること」を取り柄(優越感)として、周りと比較しては心の中で闘ってきました。 
色んな武装をして、できない自分を隠し続けてきました。
努力が全てであり、努力しない自分を許せない。怠けることは悪であり、弱音を吐いてはいけない。男になんて頼るものか!頼るどころか男なんて「敵」だ!

そんなルールで自分をがんじがらめにしていたのですから…そりゃあ苦しいはずです。

カリキュラムを受け、自分を知っていくたびに、1つ1つの傷が癒やされ消えていきました。

“なんの取り柄もない自分”
“普通以下の自分”
“無力の自分”
“醜い自分”

これら全ては間違った自己イメージであり、本当の自分ではなかったのです。
でも本当の自分は、あるがままでパーフェクト。
なのに、自分は無価値…。
そう思い込んでいたがために、ありもしない劣等感を抱き、持たなくて良い優越感で武装し、いるはずもない敵と闘っていたなんて…。
この間違った自己イメージを解除できたのは、システムのお陰でしかありません。

■私が私にときめいた!

言ってみれば、自分についた大きな、大きな“嘘”がポロッと取れた感じがして
「もう嘘の自分を演じなくていいんだ、このままの自分でいいんだ!」
劣等感から来る優越感を演じる必要がなくなり、全身の力がフッと抜けると、急に独身男性との出会いが増え、仕事関係で男性を紹介されたり、イケメン男子からアポが来たり、男性の男らしさにキュンキュン!
「え?私ときめいている?」
敵視していた男性にときめいている私がいました。
それは、私が私にときめいているということであり、自分にOKを出せた何よりの証です。

こうしてようやく自分にOKを出せた私は、その後も自分を知っていくことを続けました。

そして
「1対1のペアの存在が必ずいる」
「パートナーに出逢うために生まれてきた」
これまでミロスに出会ってからずっと聞いてきたフレーズが蘇り、自分自身の思いに耳を傾けた時、
「パートナーと出逢いたい!」
という心の奥底からの“自分の声”がふつふつと湧き上がってきたのです。

■20年ぶりにできた彼氏!

私には20年間、彼氏がいませんでした。
20 年前、当時付き合っていた独身男性がどんどんダメ男になり、次第にヒモ男となったため、別れを切り出すと彼が豹変し、高額の手切れ金を要求されるという辛い過去があったのです。
その時はお金を積んで別れてもらいましたが、
「また男のせいで自分が被害者になるのでは?」
という恐怖心があったのです。

しかしシステムの理解により、旅行やプレゼントなど、彼からしてもらったことが沢山思い出されました。
これまで“被害”という“片側”しか見ることができなかった私が、もう片側の“愛”を感じられた瞬間でした。

「誰も悪くなかった」
そう思えた時、過去の心の傷は消えてしまったのです。

そこからまるで、今まで動かなかった歯車がゆっくりと動き出すかの様に、あるご縁から縁が繋がり、日本から遠く離れたロシア出身の独身男性と出会い、なんと 20 年ぶりに彼氏が出来たのです!

彼は当時富山県に住んでいて、しばらくは遠距離恋愛が続きましたが、なんと彼の方からプロポーズ!結婚を前提に、彼は富山から私の住む町に来て、ひとつ屋根の下の生活がスタートしたのです!
しかしその後、2022 年 2 月にロシアがウクライナに侵攻したことを機に、彼は毎日毎日、YouTube や様々なサイトで、戦争の情報を見るようになりました。
「僕は真実を知りたいんだ」
そう言って毎日パソコンに向かい続け、戦争の情報を見る彼。
次第に会話も無くなり、愛情表現も無くなりました。
彼の思いをこちらに引こうとすればするほど、彼は閉じこもっていき、鬱状態になって行きました。

そんな中、日本ではロシア人を排除する風潮がみられ、ロシアやロシア人に対するヘイストスピーチが行われました。ロシアによる侵攻で多くの人が殺されているのに、私はロシア人と結婚していいのだろうか?私は、ロシア人と幸せになっていいのだろうか?という罪悪感にさいなまれました。
 
これだけ自分を知る実践を続けていても、目の前のパートナーといざ結婚となると、
「幸せになってはいけない」
という罪悪感が足枷となってしまうのです。

私の罪悪感と比例するかのように、ますます深まる彼の鬱。
ベッドから立ち上がることすらほとんどしなくなった彼の姿に、
彼はいつか、いなくなるんじゃないか…
私は彼をいつか失うんじゃないか…

という恐怖が襲ってきました。

《失う恐怖》

ある日、私の恐怖を具現化するように彼は姿を消したのです。
プロポーズはキャンセル。
「これは僕の人生ではない」と言い残して。

…パートナーが去ってしまった。
彼の持ち物が全て消えた空っぽの部屋を前に、私は立ちすくみました。

普通なら絶望の中にどっぷり浸かってしまうと思うのですが、姿はいなくなっても私には、なぜか彼と見えない太い絆で繋がっている感覚があり、それをただ信じて自分をもっと知って行くことにしたのです。

■失う恐怖を手放せた

彼を失ったからこそ分かったことは、「彼をいつか失うんじゃないか」
という恐怖心から、いつの間にか私は自分を失い、いつも彼の顔色をうかがっては、彼に合わせ、彼に尽くす様に生きていました。
「これは僕の人生じゃない」
彼の残した言葉は、私自身の言葉だったのです。

まるで、自分が自分を見ているかのように、彼が去った理由をミロスの視点から俯瞰するこ とができた時、私は急に力が抜けてしまいました。

すると、そこから私の中に、むくむくと意志力がよみがえってきたのです。
「世界がどんな状況であろうとも、私は私を幸せにする!」
「誰に何を言われようと、私は私のために彼と結婚したい!」
「彼の国が戦争をしていたとしても、私達が幸せになってはいけないはずがない!」
思い出されたのは、映画「マトリックス」で、世界を救うよりも、トリニティーを救いに行くことを選んだネオのシーン。
ネオは自分の一番大切な人と一緒にいるために、自分のために動いたのです。
私だって世界がどんな状況であったとしても、自分のために動いて良い。
自分の一番大切な人と一緒にいて良いんだ!

初めて、自分の幸せを自分で許せた瞬間でした。

■覚悟のプロポーズ

私の前から姿を消し音信不通になった彼ですが、私は私のために、彼にプロポーズすると決めました。
「私はあなたと結婚したい!」
覚悟を決めた、一世一代の生まれて初めてのプロポーズです。
するとそのメッセージだけは既読になり、彼から急に返信が来て、力が抜ける程あっさり受け入れてくれました。
戦争の罪悪感で苦しんでいたのも、それでも自分は幸せになっていいと許可出来たのも、全部、彼も同じだったのだと感じました。

そして結婚するのは私の誕生日が良い、と言うと
「良いね!そうしよう!」と彼が一言。思いが一致しました。
そして、婚姻届けには両親に証人のサインをもらい、2人で提出に行きました。

人種を越えた融合
人種を越えた理解

それが私のしたかった事です。
東京にいた頃に、海外のボランティア活動をしていたことも、伏線だったのかもしれませ ん。

彼が生まれたロシアという町と日本の距離は約 4,000 ㎞。
ともすれば、その距離は私の内側の男性と女性の距離だったのかもしれません。
しかし今、彼と私の距離は0ミリです。
自分にも彼にも、生まれて来てくれてありがとう。
互いの両親にもありがとう。感謝が溢れました。

「怖い」ことでしかなかった結婚を、ミロステクノロジーにより、私は踏み出すことが出来ました。
たとえ、過去の男性への恐怖が浮かびあがったとしても、過去の愛されない体験の自分より、今愛されている自分を信じてきました。
ミロステクノロジーさえあれば、自分の無意識が分かり、全ての出来事の理由が分かります。その度に、自分を知ることができ、自分を愛せる様になり、彼をさらに愛せるのです。

あれ程までに男性を敵視していた私が、今では彼の隣が私の居場所で、私の隣が彼の居場所 となり、彼の懐と愛の中で、温かさに安心して寛ろぎながら笑える程に変容をしてしまったのです。

結婚後のパートナーとの空間では、創作活動のエネルギーがどんどん溢れ出し、思いもよらない創作が次々と巻き起こり、ゲストハウスは二号店もオープンし、今は新たな商品開発や社会貢献をする為の準備も進めています。
私一人で頑張っていた頃とは比べ物にならないくらい、男と女の空間で育まれた創造はまさに桁違いです。現実化のスピードも速いのです。
毎日、ワクワクする中でミロステクノロジーへの感謝と喜びに溢れる日常を過ごしています。

システムでは、男女がペアと言います。
もし、まだパートナーと出会っていなくても、まだ見えなくても、必ずあなただけのパートナーが存在します。
あなたを待っているパートナーがいます。
いつか必ず出会うようになっていますから、楽しみにしていてください。

【編集後記】
彼女の体験は今までの世間の見方だと、プロポーズして結婚前に相手が逃げ出すという信じられない中で、それを起こしたのが自分の隠した恐怖だと受け入れて彼に自分からプロポーズをし直すという世間の常識ではあり得ない事をやってのけました。
自分を知り、愛するという奇跡。どんな現象も自分の葛藤が生み出した事だと捉えて、状況は何であれこつこつと自分を知るという方向に意識を向けていった彼女の体験が素晴らしいです。
世間には恋愛に傷付き結婚を諦めた人々が沢山いると思います。こんな理想の人だったら結婚出来るかな?と理想を握りしめている方々。そんな方に全く新しい結婚の形をお伝え出来る事によって、1/2離婚するかもという不安の結婚ではなく、結婚すると益々強い絆を作っていく結婚を出来るという事を実証した事を伝えていけるかと思いました。
今回こちらの記事に関わらせて頂きありがとうございました。
私自身もこのテクノロジーを知り、仕事と経済は順調でも結婚だけはうまくいかなかった中、結婚し子どもが3人も来てくれました。男女の愛で世界は変えられ創造していける。
自分を知る事で全ての人生を書き換えていける可能性を持ったこのテクノロジーを愛して止みません。

(インタビュアー: 松浦健太郎 研究員)

【編集後記】
人生の中での苦しみや、生きづらささえも全ては自分の無意識で起きていた事だと、ミロステクノロジーを通して理解し、結婚の恐怖を乗り越え変容を遂げたRさんの今はとても軽やかで心の底から滲み出る笑顔で輝いていました。
そして結婚は怖くないこと、パートナーとの男女の空間は有り余る創作エネルギーに溢れていることを教えてくれました。
この様に1人の方の人生がその後に続く人々の人生に大きな変容を遂げていくきっかけとなれば幸いです。

(ライター: 桒山早苗 研究員)

(株)ミロス・インスティチュート
https://www.mirossinstitute.co.jp/


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