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美容サロン開業の落とし穴:店舗型で失敗しないための全費用とリスク


美容サロンを店舗型で始める場合に必要な費用の内訳

  1. 初期費用

    • 店舗物件取得費(敷金・礼金・保証金など):50~200万円

    • 内装工事費:50~150万円

    • 美容機器購入費(エステベッド、スチーマーなど):30~100万円

    • 家具・備品費用(椅子、テーブル、鏡など):20~50万円

    • 広告宣伝費(オープン時のチラシ、ウェブサイト作成など):10~30万円

    • 備品・消耗品費(タオル、化粧品など):10~20万円

    • 資格・研修費用(必要に応じて):5~10万円

  2. 運転資金(月額)

    • 家賃:10~30万円

    • 光熱費:1~3万円

    • 人件費(雇う場合):20~40万円

    • 広告費:3~10万円

    • 消耗品費:3~5万円


始めるために必要な手続き・準備

  1. 店舗物件の選定と契約

  2. 内装工事の計画・実施

  3. 必要な美容機器・備品の購入

  4. 各種行政手続き(開業届、保健所への申請など)

  5. スタッフの採用と研修(必要に応じて)

  6. 広告・宣伝準備(SNSアカウント作成、ウェブサイト開設)


半年で損益分岐点に到達するための集客プラン(単価5,000円の場合)

損益分岐点の計算

  • 初期費用:300万円(仮定)

  • 月額運転資金:50万円

  • 半年間の必要収入=(300万円 ÷ 6)+50万円=100万円/月

  • 1か月の目標顧客数=100万円 ÷ 5,000円=200人

  • 1日の目標顧客数=200人 ÷ 30日=約7人


集客プラン

  1. ターゲット層の明確化

    • 20~40代の女性、特に美容に関心の高い層をターゲット。

  2. 初回限定キャンペーン

    • 「初回3,000円」などの割引プランで新規顧客を獲得。

  3. SNSを活用したプロモーション

    • Instagram、TikTokで施術のビフォーアフターやお客様の声を投稿。

    • 定期的な投稿で認知を拡大。

  4. 地域密着型の広告

    • ポスティング、地域のフリーペーパーに掲載。

    • 商業施設でのチラシ配布。

  5. 口コミ・紹介制度

    • 紹介で双方に割引を提供するプログラム。

  6. リピーター戦略

    • 「3回セットプラン」などを用意して継続利用を促す。

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