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立憲民主党の圧倒的中途半端感

実は現在りっけん政治塾の2期を聴講しています。
現在2回まで終わって、1回目のテーマが少数与党国会で
野田代表が講師、2回目のテーマは選挙・政局・政策は三位一体。
重徳政調会長(愛知13区)が講師でした。
内容には秘匿権があるので詳らかには出来ないのですが、
ここまで2回を聴講して感じた事は圧倒的中途半端です。

政策を勉強するんでもなければ、成果を喧伝するわけでもない。
過去の話と未来の話が多くて、今の話が少ない。
憲法という土台を作っていないので、話がふわふわ浮ついて揺れている。

こういう印象を持っています。
ただ立憲がここは誤解されていると思う事が一点だけありました。
それは立憲は思ったより左ではないという事です。
正確に言えば、それぞれの議員が政策毎に右の部分と左の部分を持っています。
左の政策を執行部が掲げているからといって、実は党内では反対意見が多数。
右の政策を執行部が掲げているからといって、実は党内では反対意見が多数。
こういった状況にあります。なので立憲=左というのは
ちょっと過ぎたレッテルです。

党内のロビー活動の結果、方針が決まっていっている印象を受けました。
選挙区内の人の触れ合いから靖国参拝を賛成している議員もいます。
逆に表面上通りに反対している議員もいます。
なので参院選では各々の議員がどの政策や行動にどういう意見を持っているかを
慎重に見極める必要があるのだろうと思います。

その上で出てしまっているのが憲法に対する中途半端感なのです。
論憲と言いますが、78年変わらないものを変えるのか変えないのか
変えるなら何をどういう理由で変えるのかを伝えてこないのです。

それでは逆に一字一句変えないという事も言いません。
じゃあ変えるんですか?となると、とりあえず議論しましょうとなる。
これではあまりにも分かりにくいのではないかと強く感じました。
せめて変えるという結論だけでも出すべきであろうと思います。
変えないなら議論する必要がありませんからね。

あと3回聴講が残っており、毎回600文字のレポートを出すのですが、
聴講している人には若い人もそれなりにいるので、
ちゃんとそういう意見も汲み上げられるかが大事だと思います。
ちなみに書類選考はありましたが、選考料も聴講料も無料です。
党員資格も不要です。ここの間口は大きいし、運営費を全て党が持つのは、
曲がりなりにも野党第一党の資金力でしょうか。
国民民主党の政治塾は4万円掛かるので、私は応募しませんでした。


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