弱さからのアプローチ

キャリアについて考える仕事がひと段落つきそうで、
過熱した私のキャリアオーナーシップ熱も落ち着きを見せようとしています。
個人事業主業も開業届を出したはいいけど何もできていないし…このままだと税務署に怒られちゃう。

キャリアについての考察を進めるにつれ、見えてきたことは「組織であることの価値」なんですよね。
私がすごくそういうタイプの人間で、自分のそういうところをよくないと思っているところもよくないところなんですが、要するに「寂しがり屋」だから、一人でグイグイ事業をして行くなんて向いてないんです。
でもこれって多分私だけじゃなくて人類共通で、人間は元来「寂しがり屋」だから、組織や会社や社会を作るんじゃないかと考えました。

前にどっかの記事で「創作活動を継続するために自分が楽しむことが大事で、でも作品の強度を高めるためにはどこかで共同体を作らないといけない。バンドとかそう。」みたいなこと書いたんだけど、ちょっとかっこよく解釈しすぎているかもしれない。多分、単に、寂しいから。
(その点、結束バンドの喜多ちゃんやぼっちちゃんのバンド動機は至極真っ当なのではないか!)

いやでも多分そうで、やっぱり一人でやるのはしんどいんです。社会的にアントレプレナーシップを高めようとしたら、ここがレバレッジポイントなのかもしれません。
シリコンバレーはそういう起業をしたりなんなりする人がわんさかいるから、リーダーがフォロワーになって、フォロワーがリーダーになる。そういうエコシステムがあるとかよく言いますよね。
だからリーダーを作る事ばっかりじゃなくて、フォロワーを作ることも考えないといけないのではないか…

まあこういうような考えに至るのも私の悪い癖で、組織としてどうあるのが正解か、なんて一言で言い表せたら楽なもんなんですよね。
だからとりあえずはやっぱり自利利他の精神で、自分が楽しく生きていくことに主眼を当てるべきなのかなと思います。

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