山中大祐

はじめまして。和歌山県に住んでいます。算数や体育、学級づくりに興味があります。よろしく…

山中大祐

はじめまして。和歌山県に住んでいます。算数や体育、学級づくりに興味があります。よろしくお願いします。

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高学年の心に火を灯す学級づくりと授業づくり#3【2.心の火が消えてしまったのはなぜ?「高学年は〇〇のプロ」】

高学年は言わば、「小学校で生き抜くプロ集団」です。「どうすれば、学校生活を生き抜けるか」について、長年培っています。高学年になれば、さまざまなプロが存在しています。 授業のプロ ・授業中、何もしゃべらず、息を潜め、何となくノートに板書を写していれば、先生にあてられることもなく、怒られず、休み時間を迎えることができるプロ 「ごめんね」のプロ ・友達に何か悪いことをしても、先生の話を黙って聞き、「ごめんね」と言えば、「いいよ」と言ってもらえ、ことなきを得るプロ 「いいよ」の

    • 高学年の心に火を灯す学級づくりと授業づくり#2【2.心の火が消えてしまったのはなぜ?「強制と矯正」】

      学ぶことや学校生活に向かって絶え間なく燃え続けていた炎が、なぜ消えてしまったのでしょうか。 もちろん、高学年という発達段階もあるでしょう。高学年ともなれば、人間関係が広がり、時間的展望も発達します。それにより、考える力も発達していくのですが、関わる人が多ければ多いほど、悩みや葛藤も増えます。したがって、悩んだり葛藤することは特別なことではありません。考えることが増えた、周りの人のことを考えるようになったことにより、自己主張をためらうことも増えるでしょう。低学年のように自己主張

      • 高学年の学びに火を灯す学級づくりと授業づくり#1【1.はじめに】

        みなさんは高学年の子どもたちと聞くとどんなイメージがありますか? ・ノートもしっかり取り、授業に前向きである ・手を挙げて、自分の考えを発表できる ・掃除や委員会活動など、学校の仕事に責任を持ってすすんで行う ・何も言わなくても自分で考えて率先して学校のため学級のために動いてくれる ・上級生としての自覚があり、下級生に優しく接し、模範となる ・挨拶を大きな声で自分からする ・「ありがとう」や「ごめんなさい」が素直に言える などでしょうか。私も初めはこれに近いイメージを持っ

      高学年の心に火を灯す学級づくりと授業づくり#3【2.心の火が消えてしまったのはなぜ?「高学年は〇〇のプロ」】

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