副業という壁は高いのか

サラリーマン歴30年の私、副業を模索するに至った経緯を綴りたいと思います。
その道一筋で18歳から今年48歳まで30年を本業に専念してきました。
高卒です。
私の仕事はライフラインで生活に欠かせないものであり、一般的な職種より専門性があり、安定した高収入なものです。
失われた30年を何の不安もなく、のうのうと生きてまいりました。
妻と息子二人、家も自分の部屋も、車も休みも自由もあります。
何の迷いもなく働いてまいりましたが、7年ほど前から入社してきた若い方たちが少しずつ辞めていき、近年では残る人材の方が少ないほどになってしまいました。
経営陣の考え方が古く、よく言えば体育会系、今の感覚ではパワハラ気質な会社でした。
一度社内で本格的なパワハラ問題があり、加害者は減給、移動という処罰を受け、上下関係の厳しい会社ではなくなりました。
ただ普通に楽しそうに働いていた若い方が辞めていくのは歯止めが効きません。
私が選んで来た道はこんなにも価値のないものなのか。
魅力がないものなのかと思いました。
さみしく思っただけかもしれません。
ただ自分のことを見つめ直すきっかけになりました。
もし会社を離れたら、自分に何の価値があるだろうか。
このまま定年までこの会社で働いた先に、本当の幸せがあるのか。
何歳まで働くのだろう、このままでいいのか。
仕事に対して自分探しを始めたと同時に、長男は大学進学を目指して受験の真っ只中。
自分の子どもが大人になっていくのを間近にして、こんなにもさみしさを感じてしまうとは。

ただ、これは転機にしたい。
ピンチなどではないし。
チャンスにかえよう。
今まで仕事以外で稼ぎたいと思ったことがない。
仕事を続けているうちはお金に困ってなどいない。
直ぐに仕事を辞めずとも、本業以外で稼ぐ方法を模索してみよう。
できれば本業とはかけ離れた分野で、千円でいいから報酬を得てみたい。
WEBライターをやってみたい。
自宅に居ながら稼ぐ方法などを身に着けたい。
その小さな一歩をこのnoteに込めて。

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