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琉球ゴールデンキングスファンというだけの話 第100回天皇杯準決勝 三遠戦

 私は、琉球ゴールデンキングスというプロバスケットボールチームを、勝手に応援している。誰かに強くお願いもされてる訳でもなく、一方的にだ。

 
三遠ネオフェニックス

 三遠ネオフェニックスといえば、今、アリーナを建てるとかの件で話題になっている。
 その事は、沖縄に住んでいる私が、とやかく言うのは間違っていると思う。
 将来、そこに住むわけでもないし、納税するわけでもない。そこの地域の未来や子ども孫達までの人生を左右する事を意見するのは、責任が取れない側として、なんか違うと思っている。(冷たい人と思われるかも知れないが…)
 
 そんな事はさて置いて、とにかくBリーグで三遠というチームは、レギュラーシーズンで4敗しかしておらず(そのうちの1敗はキングスに)、現在怒涛の15連勝中だ。
 誰がどう見ても、強い。平均得点が92点って、もうNBAレベルだ。ただただ強い。
 現在、西地区1位とは言え、我らがキングスが勝てるなんて思ってる人は、相当なバスケ玄人だろう。
 
 

 沖縄アリーナとキングスブースター

  

 でも、キングスには強みがある。
 単純だが、沖縄アリーナとキングスブースターという、圧倒的なホームアドバンテージ力だ。
 どんな強いチーム相手でも、勝てる気にさせる力だ。
 勿論、戦術を考えるコーチ陣とそれを遂行する選手達の頑張りが、重要だし基本である。
 でも、沖縄アリーナとキングスブースターには、キングスの選手と一緒にディフェンスし、相手にミスを誘い、更にシュートを落とさせる力がある。
 そして、あのオープンニングや、三線のリズムに合わせたオフェンス音楽は、ブースターをワクワクさせてくれるし、選手達をノリノリにさせてくれる。
 相手の選手からすると、たまったものじゃないと思う。
 根拠はない。科学的に表せと言われても、それはレポート出来ない。でも、そうだとしか言えない。スタッツでは表せない強力な力だ。
 (簡単にいうと、昨季のCSの千葉戦もそうだった)

 だから私達ブースターは、自分達が楽しむのはもちろんだけど、何が何でもキングスを勝たせるために、沖縄アリーナに行っちゃうし応援するしかないと思えてくるのだ。

 たとえ、ひとりの力が小さくても8000人集まれば、恐るべき力なのだ。

  

 2025年2月5日 天皇杯準決勝

 私的に絶対に、観戦したいカードであったが、身内の体調不良と介護の関係で、またもや泣く泣く配信でのリアルタイム視聴となった。

 結果、勝ちました。決勝進出です!

琉球ゴールデンキングス公式アプリより
キングスブースター好物
小さくてディフェンスする選手
沖縄に天皇杯をって伝えたい画像
きっと、岸本選手は決勝戦待ちだ


  3年連続、決勝進出

 細かい事は別として、画面越しに見ても、とにかく試合前からキングスブースターが凄いとしか言えなかった。
 完全CSモード。私がこの前の大阪戦で、現地観戦した時とは全く異なる空気感。
 絶対に、絶対に、勝たせてみせる!!って気持ちであふれていた。

 前半を終えた時点で、8点差でビハインドであったから、後半は、ゲーム2と思えば良い。
 ゲーム2に強いキングスなら、きっと後半にやり返せる!と強く念じてた。(画面越したけど…)
 現地観戦しているブースターの方々も、そう思っていたに違いない。

 この日のチームのPOINTがいくつかある
 

☆POINT1 桶さん欠場
 

 まず、桶さんが体調不良だったこと。勿論、HCが体調不良で不在なんて、悲しいし辛いと思う。桶さんの1日でも早い回復を願っている。
 ただ、そういう時って、絶対に勝ちたい気持ちが強くなるに決まってる。
 昨季も桶さんが欠場した試合に、しっかりチームで勝つことができてたし、ついこの前の宇都宮だって同じ事を証言している。強いチームは、アシスタントコーチ陣が厚いし、選手も頼もしいのだ。
 
 今季は、のりおという、おもしろいキャラのACがいる。桶さんの体調で心がモヤモヤしてる、ブースターの気持ちを察するかのような人だ。頑張って、笑いを生み出してくれている。
 きっと、のりお本人が1番不安なんだろうけど、それを隠そうと必死だから、選手やブースターも付き合うしか無い(笑)
 
 本当に感謝しかない。のりおさんにも、桶さんにも…。いつも沖縄のためにと言ってくれて。
 そして、偶然にも、桶さんボードやキラキラを大量に持ってきた、キングスブースターさんにも感謝とリスペクトしかない。


 

☆POINT2  キャプテンヴィックロー


 昨季から、キングスに加入したヴィックローが本当に、キャプテンしてた。

 バスケのレベルが高いのは、千葉ジェッツにいる時にもなんとなく知っていた。
 でも、昨季には無い存在感。得点とかリバウンドとかアシストとか、異次元レベルなのは当たり前。ひとりで何とか出来るって思わせるレベルだ。(チームでやってるんだけどね)
 それよりも、相手の外国籍選手には負けない、キャプテンという名に相応しい落ち着きだ。
 最終クォーターの残り7分辺りに、コートに入ってきた彼は、明らかに疲れたヌワバ選手より強かった。
 それから、相手への挑発の仕方が、たまらなく良い。
 昨季なら煽りをしてても、テクニックファール取られるのでは無いかと思うくらい、ヒヤヒヤして見てたけど、今季に至っては良い加減なのだ。
 そして、相手の外国籍選手をイライラさせるというバランスが、ハマっている。
 クーリーの煽りとは、ひと味違うのだ。
 

沖縄アリーナショップ
ChocolateJesusとのコラボ
右端が、ヴィックロー
期間限定なので貴重な写真。
ショップに来る価値がある

  

 ☆POINT3  キングスの基本

 キングスの強みって言えば、リバウンドだ。
 沖縄アリーナで観戦すれば、得点よりリバウンドひとつ取るだけで、大盛りあがりすることが多い。
 ブースターは、心からディフェンスとリバウンドが好きだ。キングスを小さい頃から見ている我が子達も、リバウンドに黄色い声をあげている。
 とにかく、攻撃と点差を止めることに、異常な反応をしてしまう。 今季のキングスは、ディフェンスとリバウンドにさえハッスルすれば、勝てる気がする。

 もちろん、得点しないと勝てないので、得点は必須だが、相手より1点でも多ければ良いのだ。 
 長いシーズン、たくさん取れば良いって訳でも無いし、手の内を晒してしまうだけだ。

 今回の、試合では、そのリバウンドがクーリーだけではなく、選手みんなが、意識して飛んで取りに行っていた。

 凄くキングスらしい試合だ。何故か、キングスらしければ、それで勝てるのだ。
 今回の試合を、他チームが見て、三遠に勝てる秘訣がわかったかも知れない…。
 ただ、他のチームがそれを真似できるかどうかだ。

 
 

   ☆POINT4

  この試合の前の節で、宇都宮戦、大阪戦、東京戦をこなしたことは大きな収穫だ。
 オールスターゲームの頃は、この辺のカードが不安でたまらなかった。
 フィリピンでのEASLの試合直後で、どこも強豪だからだ。
 試合の結果は、この5戦で、2勝3敗とチームは負けを増やしてしまった。
 しかし、その負けからの修正力が凄かったし、誰も怪我しなかった。
 分かりやすく言うと、この経験がこの試合の中に凝縮された感じだ。

 この5試合の並びをこなしたこと、負けても修正して勝った経験が、1番大切なPOINTかも知れないと思う。

 負けたことがある。ということを財産にしているチームだ。

   GO KINGS!

 今回の試合まで、開幕戦で怪我をした伊藤選手の事が気になってた。今季怪我をした時の、場所で同じ三遠戦だったので、本人がトラウマ無く、のびのびプレーできるのがどうか、心配していた。

 でもプレーを見て、凄く安心した。
 凄いハッスルプレーしてて、アジャストしてた。私の思い過ごしだ。

 何度も思うけれど、本当にタフなスケジュールで試合をしているキングスには、元気を貰っている。
 貰える回数が多ければ多いほど、ブースターは幸せだ。
 またもや、パスケを心から応援できる、『天皇杯の決勝』という試合の出場が決まった。
 私は、チームにも沖縄アリーナにも、そしてキングスブースターさんにも、感謝でいっぱいだ。ありがとうございます!
  

   今回の岸本選手

沖縄にスーパーに売ってるカフェオレ
今回の試合でも
ドリブル、アシスト、フリースロー
そして3ポイントシュート
最高でした!!!

 やっぱり、イチオシ岸本選手だ。
 彼のゲームメイク力は、半端ない。偉大だ。

 ※声を大きくして叫びたいです!
『EASLも決勝リーグ行けて、天皇杯も決勝行けて、リーグもCS行けたらもうそれだけで凄くないですか??夢をつかめ!!!』

 ※今回の試合で、同西地区の広島が負けたと知り、残念だった。
 個人的には、広島が弱いのではないと思う。ブースターの力がもう少し必要だった思う。
 それは、キングスが証明している。

 ※私は、ただのキングス推し活でこんなことを書いてるけど、一部のファンの代弁をしているつもり。戦術を知らない自己満足日記です。

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