適応障害の闘病記録②(発症)

こんにちは、ワーママちゃんです。

前回の記事では、
「発症まで」を記しましたが、
今回は、発症後の症状をメインに
お伝えできればと思います。

1.症状


私の場合、症状は以下3つでした。

症状①希死念慮

仕事に追われ続ける生活に疲れ、
「死んで楽になりたい」と
思うようになりました。

具体的な症状(行動?)は、以下です。

当時は、気を保つために、
必死に以下の行動をしていました。

気を保つために死にたいって…
今思うと変ですが、当時は真剣でした。

人間って、不思議なプログラムが
組み込まれてるんですね…。

[具体的な症状]
・隙あらば「死にたい」と思う

・ベットイン後も寝る間を惜しんで、
 楽に死ねる具体的な方法をスマホで調べる

・「自殺するならこの方法」と決めてからは、
 逃げ道が明確になったことで少し気が楽になる

・逆に、自分が自殺するシーンが
 頭から離れなくなり、
 スマホでドラマを見て、忘却を図る

症状②睡眠障害

休日は家事も育児も完全に放棄して、
寝続けていました。

平日は戦闘モードなので、
家事と育児は頑張れるんですが、

休日は正直、家庭崩壊も怖くない程、
完全オフモードでした。

シングルマザーであれば、
子供も共倒れだったと思います。

[具体的な症状]
・平日は希死念慮のせいで、
 睡眠時間が短かったです。

・休日は眠気がすごく、
 24時間ずっとソファで寝てました。

症状③涙もろくなる

非常に涙もろくなりました。

具体例は以下です。

 ・休日に家族に買い物に誘われて、涙がでる
 (行きたくなかった)

 ・家族に優しくされて、涙がでる
 (嬉しかった)

 ・上司が愚痴っているのを聞いて、涙がでる
 (間接的に自分に対しても不満を言われてた)

 ・感じの悪い同僚と話すだけで、涙がでる
 (嫌だった)

 ・新しいタスクを振られて、涙がでる
 (嫌だった)

ちなみに、泣く程の刺激ではないと
当時のその瞬間も思っていました。

また、その時の自分の感情も、
相手に知ってほしくない、と
思っていました。

頭は冷静だけど、
涙腺だけバカになっている、
そんな感覚です。

でも、当時を振り返ると、
日常的に自分の感情に蓋をしすぎていて、

身体が本能的に、
自分の感情を表現することを
求めていたのかも知れません。

④その他

他にも、以下のような症状が出ていました。

・食欲低下(一日食べないことも)
・性欲低下
・生理不順
・カフェイン接種欲の向上
・集中力低下
・仕事やプライベートでのミス増加

2.学び

学び①:自分の感情は無視厳禁

周りはベテランばかりだったので、
「どんな場合も、感情は押し殺して、
笑顔で対応しないとダメ」と
思っていました。

でも、当時を思い返してみると、
感情は無視してはいけない事を学びました。

感情を無視してはいけない理由は
感情は、状況改善の"ヒント"であるため
と、考えます。

関係する体験談は以下です。

・感情:業務への意欲が湧かない。
→当時は「甘え」だと思っていて、
 感情を積極的に無視するようにしていた。
 この時、感情に向き合えていたら、
 「目的や効果の明確化」に取組めていて、
 皆がwin-winになっていたかも。 

・感情:上司の愚痴を聞くのが嫌
→当時は、「間接的に自分が責められている」
 と感じて、とにかく愚痴を聞くのが嫌だった。
 でも今思うと、自分が責められていると思ったなら、
 「なら、私はどうしたらいいのか」の
 見解を聞いて、それをクリアすると共に
 上司を味方につけてしまえばよかった。

・感情:パワハラ系の先輩と話すのが嫌
→周囲から心配されていたが、
 今の業務を続けたいがばかりに、
 「パワハラに耐性がついてきた」と
 周囲には言っていた。

 実際、耐性はついていたが、
 ストレス強度は高かった。

 自分の限られたリソース(精神力)を
 無駄なことに使わず、
 自分の生産性を上げるためにも、
 「ストレス強度が高い」というのは
 正直に伝えておくべきだった。

 正直に言っていたら、総務さんが
 生産性を上げるための環境整備を
 してくれていたかも…?

学び②:家族は理解が必要

発症していながらも、
命からがら生きていられたのは、
私の場合、夫のおかげでした。

前述のような症状がでていたので、
夫は、家事・育児の負担の向上に加え、
同じ空間にいることすら
かなりのストレスだったと思います。

夫も働きに出ているので、
職場でのストレスもあるだろうに…。

立場が逆なら、
私は夫と離婚を考えていた思います。←

それくらい
家族に求めらられる精神力はかなり高いと思います。

夫曰く、「いつか治ると思っていた」そうです。
私が現状を打開するのを、
気長に待ってくれていました。

もし、皆さんの周りに、
私と同じような症状の人がいたら、
夫と同じように、気長に待っていてくれたらと思います。

とはいえ、「気長に」というには、
期間は長すぎるかもしれませんが…

<つづく>

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