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【MBTI】ISFJ男性あるある

 ISFJは圧倒的に女性の割合が多いと言われています。これは私も同感で、身の回りでも圧倒的に女性が多い印象があります。

 ネットでもISFJ男性の情報がほとんどない(そもそもS型がMBTIという抽象的な概念に興味を持ちにくい気がする。)ため、自己分析を兼ねて「ISFJ男性あるある」をまとめてみました。

 なお、前提条件として、私の診断結果はFeが強め(「16Personalities」ではEより)であり、そのあたりの偏見が多分に含まれているためご容赦ください。


1.男らしさに葛藤しがち。

 得てしてISFJは平和主義で自己主張が強いタイプではなく、競争が苦手である。さらに、優柔不断でメンタルも強くないため、基本的には「男性的な強さ」に縁のないタイプといえる。

 一方で、主機能Siゆえ「男らしさ」というジェンダーロールと自分自身のギャップを意識しやすく、また、補助機能Feで周りの目を気にするため、ISFJ男性は「男らしさ」に葛藤しやすい。

 ちなみにこの男らしさへの葛藤と、物事をコツコツ進めることが得意な特性から、ランニングや筋トレなどのスポーツを趣味とする人が多かったりする。

2.他人軸で利他的

 相手の幸せが自分の幸せ。「ありがとう」と言われるとさらに尽くす、根っからのギバー気質。これまでテイカーのISFJは見たことがない。

 一方で、この傾向から学生時代に相応の恋愛経験を積めなかったISFJ男性は、いわゆるメンヘラや頂き女子の餌食になりやすい。

 私見だが、頂き女子の被害者「ギバーおぢ」や、ネットで一時期流行った「理解のある彼くん」になるには、この利他的な性格からISFJが適任だと思っている。

3.大切な人と過ごす時間を大事にする。

 人間関係は広く浅くより、狭く深く。
 学校行事や職場の飲み会には基本的に参加はするし、その場もそれなりに楽しめるが、終わったあとはどっと疲れている。そうやって疲れた後は体力充電のため、一人の時間を必要とする。

 だけど、一番好きなのは家族や恋人、気の置けない友人と過ごす時間。休日はそれら大切な人とのんびりと過ごしたい。

4.2軍ポジション

 男性の場合は運動神経に大きく左右されるため、一概には言えないが、基本的なステータスだと学生時代は2軍

 マリオに例えると、多数派のクッパ軍団に所属しつつ、作品によってはマリオやキノピオ達とも付き合いがあるノコノコ的なポジション。(クリボーではない。)

 心から楽しめなくてもとりあえず学校行事には参加するし、1軍と3軍どちらともそれなりに交流がある。キラキラした1軍がうらやましいと思う反面、3軍のおとなしい雰囲気の方が性に合っている気がする。

 ちなみにISFJ女性はかなりスクールカーストに敏感である。基本的には同カースト内で交流し、特に自分より下の層とはあまり話さない傾向にある一方、ISFJ男性にそのような傾向はあまり見られない。

 社会人になっても、堅実な仕事ぶりで一定の評価はされる。残念ながら課のエースになるほど目立たない。ただし、本人も無理に目立たなくて良いと思ってる。

5.真面目で集団生活への順応性高め。

 主機能がSiのため、組織や規則に忠実な真面目くんであり、完璧主義。
 加えて第二機能Feがあり、集団生活も苦手ではないため、部活動を筆頭に学校生活との相性は悪くない。
 社会人になれば日本企業のサラリーマンや公務員などと相性が良い。ただし、ノルマ主義の外資系企業は適性が低いと思う。

 なお、年長者に忠実であり、忍耐力もそれなりにある(≠メンタルが強い)ため、体育会系組織との適性も思ったよりも悪くない。

 一方で、ルール違反や場を乱す自己中心的な他人の行動を見るともやもやする。(表立って注意はしない。)

 これは余談だが、元々の几帳面な性格に加えて、周りの目を気にしやすい傾向も相まって、デスク周りが非常に整理整頓されている印象がある。

6.環境の変化に弱い

 Ne劣勢のため、環境の変化に強くない。
 クラスの席替えや職場の人事異動の時期はソワソワするし、進学、就職、出世などライフステージの変化はさらに苦手。
 ただし、環境への順応性はそれなりに高いため、いざそれらの場面に直面しても結果的に何とかなったりする。

 心配性なので、物事はきちんと計画立てして進めたい。例えば理科の実験だと想定外の結果が出るよりも、予測通りの結果が出てほしい。

 新規の一大プロジェクトのリーダーを任せられるよりも当該サブリーダーに魅力を感じる。というかぶっちゃけルーティンワークをしていたい

7.意外とプライドが高い

 第三機能がTiであり、控えめな見た目とは裏腹に物事に対して自分なりの意思がある。
 そして主機能Siも合わさって、実は結構執念深い。メンタルが弱って第二機能Feが使えなくなると、第三機能Tiと主機能Siが合わさって、ひねくれ陰キャかなり自己中心的な思考状態になる。

 こうなるとISFJ男性は、女性とは異なり他人からの助け舟はあまり期待はできないし、普段の温和な性格との落差で嫌われるしでわりと悲惨な状態となる。

8.流行にはまぁまぁ敏感

 おとなしい雰囲気のISFJ男性だが、SF型らしく身だしなみや流行にはそれなりに敏感である。
 美容院に定期的に通い、大学生や若手サラリーマンだとマッシュやセンターパート多め。洗顔後は化粧水使う。
 夏はラコステやフレッドペリー、昨秋はバブアー着てた。この時期ならノースフェイスやパタゴニアあたり着てるイメージ。
 テレビやインスタは毎日見るし、年末年始はテレビで紅白や箱根駅伝を見ていた。大谷翔平は好きだけど、MLBに何球団あるか知らない。キョロ充気質。

9.それなりに平穏な人生を送っている。

 真面目で現実的な性格のため、人生において極端な上振れ、下振れがない学生時代は一般生徒として、社会人時代は無難にサラリーマンなどで社会に適合し、家族や友人を大切にしながら平穏な人生を送っている人が多い。

 一方で、受験や就職で大きな挫折を味わったり、極端な恋愛弱者であったなど、いわゆるレールから外れると、挽回力があるタイプではないため、急激に生きづらい人生になる可能性がある。

終わりに

 ISFJ男性は「男らしさ」のジェンダーロールへの葛藤はありつつ、それぞれのライフステージでそれなりに環境に順応しているではないでしょうか。

 やはり、最終的にISFJ男性はその他F型の例に漏れず、いかにして守るべく家庭を築けるかが人生のキーワードだと思います。

 ただ、その家庭を築くためには、学歴や年収などの要素が必要であるため、必然的に苦手な「競争」に参入しなくてはならないのが辛いところです。

 「こんなの間違ってる!」という意見もあるかと思いますが、個人のいち見解として読んでいただけると幸いです。

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