人工透析導入後 はじめてのの海外旅行 その2
宿泊するホテルがあるカンナム区には美容整形のクリニックがたくさんあり、整形してきれいになった人のことをカンナム美人と言うそうです。
チョンダムのホテルにチェックインし、17時少し前にやっと部屋に入りました。予定ではもう少し早く着くはずでした。昼は機内食しか食べていないのですぐに食事に行くことにし、前もって 調べておいたお店に行くことにしました。 共立美容外科のYouTubeチャンネルで紹介していたセビョッチというお店が近いのでそこに決めていました。共立美容外科は、カンナムの美容整形の激戦区にもクリニックを出しているらしい。
https://youtu.be/Y08GNLhCfVs?si=aU3Bco0TPQ_NFBzj
席に案内され、おばさんに最初渡されたメニューはハングル語しか載ってなく、困っていると日本語のメニューを持ってきてくれました。
まずカリウムを摂りすぎると、体が痺れ、突然死すると何度も聞いているので、そこをまず注意し、次は塩分、そして水分を気にしながら注文しました。たんぱく質の摂りすぎはここは目をつぶることにしました。
以前クリニックの患者で私と同じように昼間仕事をして、夕方に来ていた、会社経営者の男性は接待やなにかいろいろと食事や飲みに行く機会が多いようで、すごく元気そうだったのですが、突然来なくなりました。他にも元気に見える人が突然来なくなることがよくあります。看護師さんに聞いても
別の病院に移ったというだけで詳しいことは教えて貰えません。私の透析を受けているベッドの周りの人はほとんど入れ替わって何人かはお陀仏していると思われます。
注文した料理はサラダ、プルコギ、ワンタンみたいなもの、ユッケピピンパです。
のどが渇いていたのでビールを頼みました。中瓶で500ccが出てきました。一緒に旅行している奥さんは飲めないので全部飲むには多すぎます。
注文した料理がくる前に、色々小皿に乗った料理が運ばれてきました。これはパンチャといって韓国の店では普通のことで、キムチやら、薄揚げを辛く煮たもの、韓国のり、ちょっとした前菜で注文したものと合わせると食べ過ぎになるんじゃないか心配になってきました。
注文した品が次々と運ばれてテーブルがいっぱいになりました。ユッケピビンパにはスープがついていて結構な量です。プルコギも汁がたっぷりなプルコギで、ワンタンのようなものも、なるべく汁を取らずに具だけ取っていると給仕のおばさんがスープが自慢なのか、スープをわざわざすくって器にいれてくれるのです。スープはとても美味しかったのですが、水分の摂りすぎはあきらかです。そして ユッケピビンパに付いてあるスンドゥブのようなスープはイタリア料理のトリッパのような牛小屋のような香りがし、豆腐の代わりに血の塊であろうレバー色の塊が入っています。調べてみるとソンジヘジャンククという血のスープのようである。たんぱく質やリンが高そうで成分がわからないので、少しだけ食べて残しました。好きな人は好きなんだろうという癖のある味でした。
食べた料理の感想は比較的優しい味付けで量は多め、汁ものが多かったです。二人でほぼ一万円でした。水分を摂りすぎたのでチョンダムの駅の方まで行き、散策して汗を掻いて体をしぼることにしました。韓国は日本と同じくらい暑く、20分以上歩いて韓国の伝統菓子の店に行きました、カンジャンハウスという店で中でお茶もできます。
Gangjeong House
강정이넘치는집
暑い中30分近く歩き、また喉が渇いてきました。
注文はスタバ方式で並んでメニューを見てレジの人に言うのですが、ほとんどのメニューはハングル語で日本語で記されていたのが(昔ながらのかき氷)だけだったのでそれと写真で載っていた飲み物を指差し、頼みました。セルフサービスなのにテーブルを拭いてくれたり、韓国の伝統菓子を試供品としてくれたりしました。 お土産で買って帰った粟おこしのようなお菓子とピカンナッツの飴炊きのようなお菓子は甘過ぎず 素朴でとても美味しかったです。