犯罪都市 NO WAY OUTと蟹どんぶり
人工透析を始めてほぼ8年。導入する前、このまま行けば人工透析になると病院で言われた時は、ショックでした。これからの生活がどうなるのだろうという不安が大きかったからです。少しでも先延ばしようと食事制限を頑張っていたのですが、ついに導入の時が決定した時は、体調もだいぶ悪くなっていたので、しょうがないという気持ちになっていました。
週 3回、4時間の透析に通う必要があるため、生活に色々制約があります。
ただ美術館や博物館は本人と同伴者1名が半額かほぼタダだったり、映画は1000円で見られます。
ということで、透析するようになってから、以前より映画館によく行くようになりました。それで、この度公開になった韓国映画の「犯罪都市 NO WAY O UT」を見に行きました。
マ ドン ソク演じる剛腕刑事が、韓国で暗躍する外国人マフィアを叩きのめすシリーズで今回は3作目で外国人マフィアは青木崇高演じる日本のヤクザです。
刀を振り回し残忍で恐ろしい感じはブラック・レインの松田優作を思わせるものがありました。残忍さと激しいアクションの一方この映画は、ドリフのコントのようにところどころ笑わせる場面があり、岩のようなマ ドン ソクの動きでほっこりします。
同じようなマフィアをやっつける映画で「イコライザー」がありますがそこでは、デンゼル・ワシントンが1人でトンチを効かせた方法でマフィアを皆殺しにするのが痛快なのですが、マフィアの中にもただの使いっ走りや、先輩に誘われ断りきれずその場にいてただけの者も含まれていたかも知れません。それを一緒くたに皆殺しにするのはどうかと思うところもあります。
しかし、マ ドン ソク兄貴は違います。ぶん殴って吹っ飛ばします。殴って殴られた人が壁を突き破って吹っ飛んで行くほど。梶原一騎の漫画侍ジャイアンツでバンババンを殴って吹っ飛ばし壁を破壊した長嶋茂雄以来です。
半殺しにはしますが殺しません。見終わったあとも
楽しい気分です。最後の〆のシーンは昭和の刑事ドラマのような終わり方で良かったてす。
この映画館では、見たあとはいつも行く もりもり寿司でかに丼を食べました。もりもり寿司では、寿司を食べず、毎回これにしてしまいます。