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戦争未亡人を配偶者に重ねて。


義父を長年介護したから、きっと自分たちに残してくれるだろう。


苦労は報われるはずだって誰しも思うはず。母もそう思っていました。


その後、父、続いて祖母が亡くなり、母にとっての義兄弟たちは目の色を変えました。

ただ、いいように使われたんだ、と。後から気づいても遅いのです。

親を看ることで、相続の分配が変わるコトってないんです。


最近こんな話を先生が教えてくれました。

戦後、長男の嫁として嫁ぎ子どもいないまま
旦那さんが戦争で帰らぬ人になって義父母をそのまま見なきゃいけなかった。


でも嫁いだからには実家には戻れない。

義父母が亡くなった後、家を失ったそうです。

大事な人を失った上に、幸せをつかむチャンスがなくなった。


そんな人生にはならないように。っていう教えなのかどうか。。

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