After Furu4
私アリサ
突然の
ランチタイムを
裂いた
緊急速報に
鼓動が
走る
アリサ
「 」
カオ
「アリサ?」
スク
「 」
情報が
少ない
どの規模か
デニッシの
残党とは言え
アリサの
過去が
過ぎる
アリサ
「何で今更‥」
スク
「僕らが小さかった頃だね」
カオ
「政界で苦しんでいた子供達と、施設で生活したけど」
「見るに耐えないわ」
傷は
深い
頬張る
フォークの
手が止まる
スクは
アリサを
じっと見る
その反応を
見逃さ
なかった
スク
「アリサ」
アリサ
「うん?」
スク
「何か隠してない?」
スクは
いつも
アリサを見る
ちぃ
鋭い‥
素直に
白状する
アリサ
「あ〜」
カオ
「?」
アリサ
「多分だけどさ、政界で捕まってた内包者。アリサ一人だけだね」
スク
「 」
カオ
「え?」
場が凍りついた
先に
食べ終え
廊下で
フリュを
呼び出す
アリサ
「情報はこれだけ?」
フリュ
「撹乱されている可能性もあります」
アリサ
「調べるしかないか‥」
フリュ
「内包者が三人もいます」
アリサ
「スクとカオを巻き込むの?」
フリュ
「一人で捜索は危険かと」
はあ
振り向く
アリサ
「だってさ」
スク
「その顔の説明、ちゃんとしてね」
カオ
「凄い、普通に会話できるの?」
フリュ
「はえ。フリューゲルと言います。以後フリュとお呼び下さい」
二人が
目を丸くする
まぁ
一人よりは
心強いか