アルゴリズム伝記66
変化した
私達バムイ族
ママが
先頭に
飛ぶ
シーラ
「地形の向こう側ね」
トマリ
「それでも届く距離?」
ベアルーヌ
「嗚呼、困った物を作る」
「おそらく赤十字軍も
絡んでいると考える」
シーラ
「ママもそう思ってた?」
エルドアが
同盟開発
していた
それも
巨大兵器
地形を飛び越え
平地の
彼方に
見える国
見えた
シーラ
「あれ⁈」
ベアルーヌ
「デカいな」
中央区の
防衛線の
壁から
突き出た
巨大な
砲身が
横を向いている
そして
ベアルーヌ
「動いている‥」
「照準をこちらに
向けている」
シーラ
「カナさん
聞こえますか?」
「レールガンが
稼働してます!」
カナ
「こちらも移動中よ」
「みんな慎重にね」
シーラ
「繋ぎっぱなしで良い
ママ!」
ベアルーヌ
「速度を上げられるか?」
ママが
三つ子ちゃんと
エノクに聞いた
エノク
「ん」
カズ
「急ぐって!」
イーノ
ロカ
「はーい!」
エルドア
中央部
リニアレールガン
制御室
部下
「モニター出します」
王
「来たか、怪物」
「丁度良い」
王女
「敵⁈」
王
「どちらでも良い」
「やれ」
部下
「縛陣弾頭装填」
部下2
「チャンバー加速装置起動」
部下3
「内部加圧温度適正」
部下4
「式展開バイタルリング
回転開始」
「圧力正常。撃てます!」
王
「良し‥む?」
部下5
「前方に転移反応!
質量戦艦クラス
多数確認、来ます!」
十字架に
隊列を組む
攻防神が
隊員
「艦長!攻防神が
転移移動開始」
「モニターに出します!」
カナ
「えっ⁈」
「まさか、リニア
レールガンに反応⁈」
モニターに
映る攻防神は
既に半分以上が
輝きに転移した
状態だった
十字架が
取り残され
攻防神が
姿を消す
カナ