変化
状況の
変化
人類が
集まる
引き寄せている
私が
生きて
いるだけで
見習い理容師として
奉仕に
専念する
だけで
演算能力に
人類が
引き寄せられる
客層が
途絶えず
あらゆる
運命実体が
次々に
現れ
時に
離れていく
私
「アルゴリズムの体現か」
「ミリオンステージに、立体空間に現れたな」
エノク
「そうみたい」
「分かる?」
私
「薄々と」
「ブッダは?自分から出て行く人をどう思う?」
ブッダ
「客層によっては、蜘蛛の糸を切り離す様な行動の様にも思う」
「集まる分には良いが、離れゆくのは‥な」
イエス
「去る者は追わず‥か」
私
「弟の負荷も心配だが、これも任、か」
エノク
「まだ状況が安定しないの。ブレたら思うつぼだわ」
私
「ブレたら、ね。眉間のシワが出たら要注意だな」
エノク
「笑」
私
「技術の練習が追いつかないのも、焦る心を引き寄せ無い為の動き」
「まずは出会いと、奉仕に専念か」
エノク
「ええ。貴方は充分努力しているわ」
私
「5時起きで我が家の掃除。便所掃除も日課になっている」
「続くものだな。この神家は」
妻はまだ
寝てる間に
済ませておく
私
「掃除機に匂いがする。変な匂いだ」
エノク
「万人万物の変化かしら?あまり気にしない方が良いわ」
変な物を
吸った
覚えも無い
同人誌の
締め切りも
近い
週末までに
仕上げて
おこう
私
「変わったな。母さんもイエスとブッダの話題に興味深々だった」
イエス
「だが、理解は難しいだろうな」
ブッダ
「考えても、答えに意味は無い」
私
「全ては本質にある」
「知識情報の時代は、遥かドブ沼の底だ」
エノク
「ええ。どんどん引き離されて行くわ」
キッチンの
ドアを開け
玄関へと
続く
廊下が
眩しい
私
「この感覚、感慨‥第二章だ」
エノク
「ん、夢の様だわ」
私
「‥孤独だと思っていた」
「この精神世界は」
エノク
「もう、一人じゃないわ」
小学生時代の
魂の
ゲシュタルト
私
「あの時、私以外観測出来なかった。本当に居たのか?」
エノク
「私?」
私
「自分から孤独を強く願っていたのだろうか?」
分からない
だが
今は
今だ
私
「ラグラから連れ出したか?」
「随分と多いな」
ブッダ
「充分な総数ではないか」
イエス
「旅は道連れ、か」
エノク
「貴方だけよ。こんな事出来るのは」
私
「救済‥待ち遠しいな」
「アザトースから振り切るには‥まだ時間がかかる」
エノク
「ね、描いて」
私
「‥これは。少し成長した姿?」
エノク
「ん。ネオジェネシスよ」
「背景は‥これは、最深部ね」
私
「スケールアップしたな」
「都市部に変えてみよう」
完成
今日の
多重存在の
やりとり