アルゴリズム伝記87

輝きへと
飛び込んた
私達の
上空から
飛び込んで来る
膨大な
質量の
金属空間

これが
空中要塞

私は
変化状態の
体型から
頭部だけ戻す

バムイ族なので
事前通達済み

表示が見やすい

シーラ
「焼き払われてる‥」
トマリ
「なんて事だ！」
「以前の面影すらない」
カナ
「中央区もプラントの姿だわ」
「攻撃が来る‥！」

ママ
「散開だ！固まるな！」

三つ子ちゃん
「はーい！」

閃光の
雨が届く

浮遊する
金属空間には
リニアレールガン
らしき
巨大な砲身が
幾つも見え
発砲する

ポータルから
攻防神が次々に
姿を見せ
後方から
要塞を迎撃する

ママ
「好きなだけ暴れ
させてやろう」
トマリ
「うわ、目が真っ赤
じゃないか」
シーラ
「レールガンが無数にある
要塞、相手になるかしら？」

前進する
攻防神が
縛陣に反応し
真っ赤になった

一斉に火を吹くと
閃光が
要塞に向かい
真っ直ぐ
飛んでいく

レールガンの
直前で青い
サークルが
閃光を飲み込んだ

『セリャド』
『リベラシオン』

閃光が跳ね返され
攻防神に向かって
飛んで来る

シーラ
「避けて！」

再び閃光を
放ち相殺
爆破する

ママ
「どうする？」
「直接攻撃は無理だ
攻防神もこれでは
イタチごっこだぞ」

シーラ
「侵入してから
ブレードで斬り裂くしか」
トマリ
「あれを見ろ」
ママ
「要塞から降下している？」
シーラ
「森に降りてる‥
オウドリーフに
アンドロイドを
送り込んでる⁈」

降下する
アンドロイドが
森へと
姿を消していく

シーラ
「プラント！
アンドロイドが
街に向かってる！」
「気をつけて！」
プラント
「FAPUSを早産中」

オウドリーフに
残った
町の者達で
食い止めて
もらうしか無い

ママ
「任せるしか無い」
「私達は中央区へ
急ぐぞ！」

シーラ
「将軍と増産する
プラントをまず
止めないと！」

私達は
巨大プラント
中央区へと
向かった