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flower of the gland2

墓地にて
墓参りに来た
私達

エノクです!

元グノーシスの
エド
エニグマ
その方々

麻薬組織だった
彼らの更生
そして再会

魔力腺が
退化した
筈の私は

腺の華を
彷彿とさせる
魔力腺が
輝き残っていた

彼らのおかげで
初めて分かった事

エノク
「流石に極大呪文は」
エニグマ
「やめておけ」
エノク
「ですよね」
エド
「発動したら強制的に
30秒間耐えなきゃ
ならない」
スク
「 」
「エノク‥?
倒れたんだよね」
エノク
「 」


そんなに
耐えれてない

ショート
した様に
私は倒れ
昏倒し崩れた

魔力腺が
退化する訳だ

スク
「絶対やっちゃ駄目だ」
エノク
「申し訳ありません」


スクが
ベクトルを
向け私の
ほっぺを
つねり引っ張る



ごめんなさい
痛いです
やめて下さい

次やったら
私は間違い無く
命がもたない

ゾッとした

エドさんが
墓標に
花束を添える

エド
「けど、雷属性系は
君の筋に合ってるね」
エノク
「私が‥?」

「さっきからチヤホヤ
し過ぎだね」
エノク
「⁈」

「アタイはテオだ
エノク、魔法は分を
超えちゃいけない」
「イメージで唱えるのは
裏を返せばリスクも
伴うんだよ‥
危険だって分かったろ?」


エノク
「あ、はい‥」


テオは
メラニズムの
黒い肌に
白い髪が
波打つ
エルフだ‥

カッコいい
お姉さん

テオ
「エド、エノクは
筋は良いが、何かと
危なっかしい」
「アタイに任せとくれ」
エド
「はいよ」
テオ
「エノク、魔法は
アタイに任せな」
エノク
「よ、宜しくテオさん!」


私‥
こう言う
姉御肌‥

失礼

こんな
カッコいい人に
教わるんだ‥!


なんか
ワクワクして来た


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