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蒼穹のフリューゲル12

エノクです

放課後

下校時

エノク
「初日終了〜!」

それぞれ
目的が
あってか

ネグロ
ビオラ
ネネも
お先に
失礼した



初日という
事もあり
私もやるべき
事がある

背伸びして
帰る事にした





帰宅後

時間は
5時を回る

女子寮へと
辿り着き

自室の
ダンボールの山に
目が届く


 エノク
「さてと‥」
フリュ
『や〜どっから手をつけましょ』
エノク
「棚とかは後よね。先にまずは
食材出して、と」


献立

何作ろうか

とりあえず
ダンボールの
食材は
こんなもの

エノク
「日持ちする食材は
後回しね」
フリュ
『冷蔵庫です』


使う食材
のみで
ネネに
Linkする

送信

しばらくしたら
着信

ピロン

フリュ
『仕事早え』
エノク
「関心してないでチャチャっと
作るわよ」
フリュ
『はえ』

第三形態を
駆使して次々と
箱を開けて
荷物整理
無数に伸びた
血管を
駆使して
同時に作業

固いニンジンを
切る

露出した
血管の力で
ザクザク
切る

指が

エノク

「痛っ⁈」

見事に
鮮血

慣れない


フリュ
『何か出来る事は?』
エノク
「切らないか見張ってて」


フリュ
『そっちスか?』

赤い
霧が出て
切った指は
切り傷を
閉じていく

あっさり
痛みが
引いた



全ての
ダンボールを
開け
お皿や
コップを
引き出しへと
収納



血管だけでなく
神経ごと
出し
まとめて
作業する

カーテンを設置

エノク

「あっつ‼︎」



熱した
フライパンに
神経が
触れてしまう

フリュ
『なな何か出来る事は?』


エノク
「触れないか見張ってて」
フリュ
『嗚呼、そっちですか⁈』

涙目になり
なんとか
調理も
終わる

火傷も
治っていた

エノク
「お腹空いた〜」
フリュ
『ハンバーガーだけでよく
足りましたね』
エノク
「セットだったし」
フリュ
『バンズのサイズも
変えられましたよ』
エノク
「え⁈それ知らなかったわよ」

出来る事を
進めて
半分の
ダンボールを
空にした

エノク
「残りは明日ね」
「お風呂入れないと」

今日と言う日を
無事乗り越えた



明日に向け
私の一日が
終わる


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