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After Furu9

野外授業当日

私アリサ

アリサ
「死角が生まれやすい森の中」
「どう立ち回るかな?」
フリュ
「アリサさん」
アリサ
「うん?」
フリュ
「楽しんだ者勝ちですよ」


アリサ
「こっちは、気をつけてるのに」

フリュ
「お姉さんなら、どうしたでしょうかね?」
アリサ
「 」
フリュ
「デニッシは、弱みにつけ込んできます」
「まだ、トラウマですか?」

アリサ
「 」

お姉ちゃんなら
楽しむだろうか?

うん

きっと
そうだ

フリュが
お姉ちゃんの
事を知らない
筈が無い

アリサ
「そう言う事なら」
「ありがとう、フリュ!」



飛行艇
クラス一同が
指定保護空域へ
向かう

初めての
コロッサルグラッド・シエル
上空

集団で
行動する
私達に

デニッシが
絡む
筈も無く


アリサ
「意外にも、ハイジャックは
しないか‥」
カオ
「サラッと怖い事言わないで、アリサ」
「ねぇ、デニッシ族は‥どう出るかしら?」


カオは
デニッシを
恐れて以来

一睡も
出来なかった
らしい

アリサ
「大丈夫、心に隙を見せなきゃ良いよ」
「明るくね」
カオ
「む、難しい事言うわね」
アリサ
「カオが不安になってる。何やってんの王子様⁈」


スク
「え?ああ」

まぁ
こう言う
とこは
スクらしいから
良いか

私は
ケラケラ
笑う

そう

アリサは
持ち前
明るい

だから
強い子

そうこうして
いるうちに

摩天楼の
建築物から
遠ざかっていく



都市を離れ

目的地の
森へと
やってきた

ランドシップの
岸壁に
面する

大規模な
対岸の
奈落
クレバスが
都市開発を
拒絶する様に
裂け目を
見せる


奈落の
底から
浮上して
いるのが
分かる



自然保護活動が
行われる
この場所は
ハイキング

もとい
オリエンテーリングには
もってこい

飛行艇が
現地到着

船から
降りる

大自然の
真っ只中

森林浴を
体験した

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