小説攻強皇國機甲15
青紫の
鉄塊
筋肉質を
思わせる
アメフトの
形状を
連想させる
それは
僕に気付いた
鉄塊
「見所のある小僧!」
アルゴ
「僕?」
鉄塊
「そうだ!」
ライオ
「相変わらずだねマウス」
「街中で説教なんて」
ニヤッと
笑う
マウス
これは戦闘の
気配は
無さそうだ
アルゴ
「ね、何騒いでたの?」
「僕アルゴ」
マウス
「アルゴ!」
「E=mc2を忘れるな」
E=mc2
それは
僕達が
命を繋ぐ為
生かされていると
彼は解く
彼は
続けて
答える
Eは総エネルギー
mは質量
c2とかけて
時間の
速さで
二乗される
そこで
問われた
マウス
「肉も野菜も同じ事」
「どう思う?」
アルゴ
「どっちも生きている」
マウス
「そうだ!」
「肉も野菜も
形を変えて
生きている!」
アルゴ
「そうか!だから
鮮度で命を繋いでる」
「だから命を頂いてる」
マウス
「その通りだ!」
アルゴ
「けどさっきの式?」
「あれって‥」
マウス
「集中するんだ」
「考えるな
感じるんだ!」
アルゴ
「 」
僕は少し
黙って
点を
見つめる様に
目を閉じ
式を思う
そして
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