蒼穹のフリューゲル45

エノクです！

フロアの
子供達を解放
しました

出口へと向かう

施設の
完全な制圧が
必要かもしれない

フリュがいたら

みんな端末を
持っていない
そう思っていた

男子
「端末があったぜ」
「看守を弄ってたら
出て来た」
男子2
「こっちもだ！」
女子
「これで転移
出来るんじゃん」
エノク
「みんな合同学校に行って！
子供達を宜しく」
女子
「アンタは？」
エノク
「もうひと暴れ
するわ」

内包者の
白装束が
また来た

エノク
「時間稼ぐから行って」
女子
「エノク‥ありがとう‥」
エノク
「ん！」

良かった

通路を
肉の壁で
塞ぎ
侵入を防ぐ

抗いの衝撃を
感じる

血管で刺す

子供達の数も
ポータルを使って
離脱していく

此処までは
順調

女子
「エノク、これ！」

端末を渡された

エノク
「ありがとう！」
「ログは消してね」

女子
「分かった！」

地下施設の
子供達は
まだ居るかも
しれない

全力で
暴れるのは
その後か

エノク
「次はどこかしら？」

此処は
制圧した

？

誰か残ってる⁈

エノク
「誰？」
「女の子？」
女の子
「足が」
エノク
「しっかり、名前は？」
女の子
「シャル」

エノク
「大丈夫よ。他には‥
居ないわね」

仕方ない
一旦引こう

端末を使い
合同学校へと
帰還した

---

転移先の
合同学校
全員居る

女子
「エノク！」
エノク
「一人残ってたわ」
「シャル、シェルターに
移動するわよ」
シャル
「うん」
エノク
「案内するわ
体育館からよ」

ログを消して
みんなを
案内した

やっと
戻れる

---

体育館には
ディール先生と
タケが揉めて
いた所だった

フリュ
「お姉さん！」

エノク
「ただいまフリュ！
タケ！もう動けるの？」
ディール
「エノク⁈あなた
今まで何処へ‥⁈
カチューシャだけ残して
心配したのよ⁈」
「この子達は‥？」
エノク
「地下施設に収容
されて捕まって
ました。
捕まっていた子を
解放してたんです」
タケ
「一人でか⁈」
エノク
「まだ他にも
居たかもしれない
けど‥フロア分は」
ディール
「　」
タケ
「お前‥」
エノク
「先生と揉めてたの？」
「荒立ってたけど」
タケ
「　」
エノク
「私は無事‥」

タケが
私を
抱きしめる

アリサも
安心したのか
笑顔を
見せていた

タケ
「もう一人で行くな」
エノク
「はい‥タケ」
女子
「お幸せにエノク」

‥ありがとう