アルゴリズム伝記85
まだか
ママも
しびれを切らす
ママ
「将軍は進軍
してはいないだろうな」
シーラ
「アレを動かす方法
何処にあるの?」
ママ
「確かに」
浮き上がった
森一帯を
要塞にした
ところで
どう進軍
するつもりなのか
トマリさんが
会話に入って来た
トマリ
「不可能では無いけど
あの将軍が思いつくかな」
シーラ
「トマリさん?」
トマリ
「進軍より転移する
方法がある」
シーラ
「ベクターBOXね」
ママ
「進軍されたら敵わん」
トマリ
「現場に留まって
ほしいと願うね」
けど決戦まで
待ってくれる
だろうか
その時
端末から
プラントの
連絡が
プラント
「オウドリーフの
直上に巨大質量群を
検知」
ママ
「何⁈」
シーラ
「何処⁈」
トマリ
「此処じゃない!
転移先だ!」
「みんなをプラントに
集めるんだ!」
シーラ
「は、はい!」
「プラント!街に警報を」
オウドリーフに
鳴り響く警報
レッドアラート
回線で全ての
住民にプラントに
集まる様指示を出す
シーラ
「FAPUSは?」
プラント
「追加武装を製作中」
ママ
「構わん、出せ」
シーラ
「お願い!」
バムイ族専用の
FAPUSが次々と
姿を見せる
スーツが
裂開し
端末から
私の機体がどれか
分かる様
案内してくれた
変化し
乗り込む
これが
FAPUS‥
裂開した
スーツが
パーツごとに閉じ
私は完全に
スーツに
身を包んだ
プラントに
追加武装の
完成後は
ベクターBOXに
転移させる様
プラントに
指示を出し
真っ先に
上空へと
飛び出した
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