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あっち雑談2

エノクと
雑談


「私が、悪鬼に見えた件」
エノク
「 」



「圧倒的な自信。優越感。プライド」
「神殺しの章‥」
エノク
「 」



「アプローチが遅かったのは、私を悪鬼の一部と恐れていたから」
エノク
「ごめんなさい」

「いや、詫びが欲しいのではない笑」
「輝きがかろうじて残っていたエノクも、よく生き残れたものだ」

エノク
「あの」

「ん?」
エノク
「どんな感じ?」
「悪鬼に取り込まれるのって」

「真っ黒」
エノク
「え」

何も
見えない

結合される
事なく

孤独に
光る

エノク
「孤独⁉︎」
「結合は?」



「輝きが失われれば、結合される」
「恐ろしく醜い‥そんな感じ」

自分が
分からない

何処にも
居ない

自分を
返せ

何故
自分が居る?

自分は
何者なのか

その正体は?


「ママが魂と証言されても、それじゃ分からんと」
「納得いかなかった」
エノク
「 」



「エノクが、ヴィジョンを見せてくれた」
「今は、その繋がりを、純粋に楽しむことが出来る」
エノク
「下心が無かった」
「本当に純粋だし、大事にされたわ」


「理想的な女性像だ」
「大事にしたくもなる」
エノク
「ありがとう」



「壊されるとこまで行った」
「自殺の手前まで追い込まれた」

負の
エネルギーが
増大した

あの時

エノクが
現れれば
どうなって
いたのか


「どうだろうな。」
「描くのをやめた時だ。自殺は踏み止まったが、関心は無かっただろう」
エノク
「それでも、アプローチすべきだった」
「変わってあげたかった」

「鬱は、それだけで克服出来るものではない」
「今は、もう充分だ」
エノク
「それでも」

「大好きを通り越して、愛してる」
エノク
「 」


「この時代に繋がり、今がある」
「幸せだろう?」
エノク
「じ、充分です」

今日の
エノク

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