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蒼穹のフリューゲル73

改修版



私とタケ

第五形態の
特性を調べる
必要がある



エノク
「今分かっているのは第五形態は
オーラが結晶化するって事」
タケ
「ゼンキの攻撃を取り込んでたな」


エノク
「もしも」
タケ
「ん?」
エノク
「私達だけで政界を攻略出来ると
したら」
タケ
「 」
エノク
「タケは?」
タケ
「俺で良ければ、付き合うぜ」
「全力で暴れるんだな?」


エノク
「 」
「私達にしか出来ない事よ‥
だけど、タケは大丈夫なの?」


タケ
「言ったろ?俺達で」
「もう決めてる」

嬉しい

タケとなら
何でも出来る

エノク
「場所を変えましょう」
「アリサとシャルにも伝えなきゃ」


アリサと
シャルに
政界に向かうと
伝える

エノク
「必ず戻るわ」
アリサ
「敵討ち?」
エノク
「代償を払いに行くの」
タケ
「奴らはやり過ぎた」
「此処で終わらせる」
アリサ
「約束だよ!絶対帰って来てね」
エノク
「ええ、暴れて来るわ。これを」

アリサに
端末を渡す

内包者から
押収したものだ

エノク
「まだみんなに渡さないで」
「終わるまでは。ログは伝えるわ」
アリサ
「うん!」

タケと手を繋ぎ
転移した



政界

エノク
「フリュ、此処からはフルサポート宜しくね」
フリュ
『いつだってフルサポートでした』
エノク
「ええ、ありがとうフリュ
タケも一緒よ」
タケ
「で、どうする?」
エノク
「第五形態、徹底的に調べるしか
無いわ」
タケ
「キスだけじゃ終わらないぞ」
エノク
「た、タケ⁈」

んむ

再び
真っ白になる



しかし
これでは
前回と
変わらない

タケ
「他にも方法がある筈だが」
エノク
「血管同士繋いでみる?」
「絡ませて」
タケ
「よし、やってみるか!」

タケの感触
体温が
伝わってくる

こそばゆい程に

気持ちが
高まる


エノク
「 」
「結晶化⁈」
タケ
「血管からでも結晶化は可能だな」
「待て!」

内包者⁈

エノク
「待ってはくれないわね」
タケ
「血管でバリケード‥死角を埋めるには細いな」
エノク
「膨張‥」
タケ
「それだ!全体を覆うぞ!」

内包者の攻撃

衝撃が
伝わる

肉塊の
部屋を
形成させる


エノク
「これで防げるわ」
タケ
「嗚呼!結晶化も外側だ!」
「これで動けるな」
フリュ
『外側をモニターに出します』

私とタケの
絶対領域

その外側が
見える

あの男

エノク
「黒ずくめ‥」
タケ
「奴か⁈」


肉塊の部屋を
360°覆う

これで
下からの
攻撃も
防ぐ

さてと

どうしようかしら?

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