アルゴリズム伝記65
リニアレールガン
破壊作戦
準備を
進める中
セイラが
銀石を眺める
シーラ
「セイラ?」
セイラ
「私、いつになったら
この石使いこなせるの?」
ベアルーヌ
「随分と経つな」
時間凍結の
アルゴリズム
プラントに
依頼して
アップデート
その筈が
連絡も無く
今に至る
セイラ
「砲台を凍結させるしか」
シーラ
「 」
ベアルーヌ
「同じ事を考えるな
お前まで
凍結してしまうぞ」
シーラ
「今は待ってセイラ」
セイラ
「う、うん」
ネグロ
「あの」
シーラ
「何?」
ネグロ
「僕も行くよ」
「アレックと飛べる」
ベアルーヌ
「助かる」
十字架の
前進を止める
エルドラへの
進行方向に向け
端末のナビを
頼りに
出動する
ゲートを開き
そこから
直接潜入
転移はしない
カナさんが
見送りに
来てくれた
エトラも
ついて来る
エトラ
「エノクも行くの?」
エノク
「ん。行って来る」
「エトラ持ってて」
エノクが
大事に持ってた
アヒルちゃんを
エトラに渡す
エトラ
「持ってて良いの?」
エノク
「ん。持ってて」
カナ
「みんな気をつけて!」
ベアルーヌ
「姫君!ここから
横方向へ避難しろ」
カナ
「え?」
ベアルーヌ
「巨大な兵器だ
射程内に入る危険も
考えられる」
カナ
「 」
「あ、なるほど」
ジャッカ
「最悪撃つよ」
シーラ
「最終手段ね笑」
「行って来ます!」
ベアルーヌ
「さぁ、出発だ」
ママを
先頭に
ゲートから
飛び出し
変化する
最後尾の
エノクが
エトラを離れ
飛び降りた
全員変化し
カナさんが
見送る
カナ
「大丈夫よエトラ」
エトラ
「うん」
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