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アルゴリズム伝記62

魔族の
集落には

残念ながら

ネグロの様な
若者は
少なく
魔女狩り解体に
向ける
動きに対し

協力的な
人物は少ない

全て家庭を
持っている
からだ


ネグロ
「僕に出来る事なら」


シーラ
「ありがとネグロ!」
「実はね‥」




ネグロ
「効果範囲か‥」
「実は全ての魔族が
習得してる訳じゃ
無いんだよ」
シーラ
「え、じゃあネグロは
まだ習得してない?」

高等な
魔法
なのだろうか

ネグロは
その人物を
紹介すると
案内してくれた

ネグロ
「ビオラ!」
ビオラ
「ネグロ、何‥」
シーラ
「あ、初めまして!」
ビオラ
「 」

艦隊に続き

人類を招待した
ネグロの
後頭部を
引っ叩く

ビオラ
「何考えてんのさ!」
「長にちゃんと
許可もらったの?」
ネグロ
「あ、嗚呼もちろんだよ」
ビオラ
「⁈何さ」
ネグロ
「ワイバーンが威嚇
しなかったんだよ」
「不思議だけど」

ビオラが
私を見る

シーラ
「大丈夫大丈夫船は
傷一つ付いてないから」
ビオラ
「ネグロ?」
ネグロ
「中級魔法使っちゃった」

またビオラに
後頭部を
引っ叩かれる
ネグロ

ビオラ
「直球すぎ!」
ネグロ
「敵じゃなくて良かったよ」
シーラ
「私シーラ!ビオラ
効果範囲について
知りたいんだけど」
ビオラ
「効果範囲?魔法の?」

唯一覚えている
ビオラに
聞いてみた

彼女は
効果範囲に
ついて
こう説明する

ビオラ
「指定中は魔力だだ漏れ
だからね。けど
覚えて損はないよ」
シーラ
「高等?」
ビオラ
「ルーンに恵まれてれば
大丈夫だと思うよ?」
「みんな需要無いって
言うけどさ笑」

ビオラは
笑う

魔族で初めての
友達が出来た
瞬間だった

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