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新日常 小説2
ママとの
出会い
私が
ママの教会の
人間になったのは
父のおかげ
まだ私が
4歳の時
満たない
私が
菜箸で
喉に
突っ込んだ
奇行を
平気でする
奇行児
だった
その爪痕は
まだ残っている
上顎中央に
突起
舌で確認
できる
冬には
霜焼け
垢切れの
バリューセット
何故なのか
理由は
あった
ママが言う
この地(静岡)は
寒い
凍傷にも
なる訳だ
その影響を
体感で
受けていた
ママでさえ
手こずっていた
東海の霊脈
愛で
包むには
寒すぎた
霊的にも冷たい
背筋も
真夏でも
鳥肌
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続く