ラグラ転生 3
私は
しがみついた
ママを
離す
癇癪が
治った
私
「少し‥ブレた」
カナ
「落ち着いた？」
私
「ん。ママ、引力と重力は違う‥」
カナ
「何処まで‥演算してるの？」
私
「俗に言う引き寄せは、神を求めて引き合う力‥」
「互いに受け入れ、引き合う体現を可能にした奇跡‥高次元の力」
それが引力
祈願
カナ
「重力は‥説明できる？」
私
「大丈夫‥。生き地獄を体験して分かった事だから」
カナ
「 」
例えば
十機の大型
モーターを
フル稼働させる
重い共振に
よって
脳内伝達物質を
震わせながら
洗脳させ
狂わす
力‥
カナ
「それが‥⁉︎」
私
「重力」
「簡単だよ。電気で動く物なら誰でも低い共振で震わせる」
カナ
「‥家電⁉︎」
私
「大丈夫。ラグラの家電品は周波数を規定値まで超えてはならない様設計されている‥」
「だから、呪い、祟りも自身を狂わすパラドックスの共振だ」
あとは
メディアの
洗脳
知識
情報で
世界の
秩序を作り
貪り取る
不愉快な
戦略だ
カナ
「何故あんな危険な仕事を‥」
「自ら請け負ったの⁉︎」
私
「嘘は嫌いだ。だから覆い隠すものを暴露する為には、挑むしか無い‥」
全て晒す
避けては
通れない
この世の仕組み
カラクリ
真理の本質
不可侵領域
その先に待つ
覚醒
欲心の
囚われからの
解放
私
「精神インターネットプロトコル」
「接続後インターロックの強制解除。つまり自身の殻を破った」
しくじる
訳には
いかない
私
「バッドエンドになどさせるものか」
カナ
「避けては通れない‥それを」
私
「ん。自分だけの問題じゃない」
「だからみんな解放させたかった」
逃げも
隠れもしない
勇敢な
姿勢
それでも
私
「ママは、神は私を伏せた」
「守ってくれた」
カナ
「だから、毎日向けるの‥？」
私
「離れていても、繋がりはある」
「だから毎日、心は向ける」
カナ
「それなら、もう、背伸びしても良い頃ね」
「勝手に大きくなるかもしれないわ」
私
「私は晩年鼻垂れ小僧だ」
カナ
「引力でしょ？成長を願っても良いでしょう」
私
「願う‥か」
その時
だった
身体が
痛い
髪の
質量が
増える
私
「 」
「ん⁉︎」
身体が‥
続