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蒼穹のフリューゲル65

改修版




エノクです


タケが
横になっている

シャワー
浴びて
着替えた

二人で
寝るも

寝付かず
タケは熟睡

冷蔵庫を
物色する

朝ごはんを
作り

書き置きを
残して
男子寮を
後にした



アリサと
シャルは
起きている
頃だろうか

足早に
女子寮へと
戻る

エノク
「ただいま〜‥」
アリサ
「おかえりお姉ちゃん!」
シャル
「おかえり母ちゃん!」


エノク
「 」

二人の
笑顔に負け

朝ごはんを
作る

さてと

今日は
調べもの



合同学校


エノク
「先生、おはようございます!」
ディール
「おはようエノク」


エノク
「古代図書館で調べものが
あります」
「ゼンキを早く目覚めさせる
方法がある筈」


ディール
「ゼンキから回収した書物には?」

エノク
「はい、おそらく検索の対象外かと」
フリュ
『肯定です。一度調べなおした
方が良いかと』


ディール
「なるほど、分かったわ」
エノク
「宜しくお願いします」




職員室

先生が
待ってて
くれたので
合流しました

シャルと
アリサで
向かう


ディール
「まるで神隠しね」
エノク
「私も神隠しです笑」
ディール
「確かにね。その子はどうするの?」

私は
シャルに
向き直る

エノク
「今から調べものがあるから
待っててくれる?」
シャル
「あい、母ちゃん」


エノク
「ありがとうシャル」


アリサ
「行って来るね!」
ディール
「母ちゃん‥?」
エノク
「あはは笑」

笑顔で伝え

シャルを
職員室に
預けた



古代図書館へ

エノク
「さてと」
アリサ
「どうやって探すの?」


エノク
「フリュ、内包者を昏睡から
目覚めさせる方法で検索して」


フリュ
『はえ』
アリサ
「お姉ちゃん、アリサに
やらせて!」


端末を
アリサに渡す

すると
青い
サークルが
現れ
書物の
解読を
始めた

アリサ
「わあ!凄い!」


エノク
「みんなにも手伝って貰おう
かしら?」

フリュ
『繋ぎました』

ネグロ
ビオラ
マナ
ネネを
呼び出す

アリサ
「高いなぁ〜」
エノク
「第三形態で上がるのよ」

アリサを
血管で巻きつけ
持ち上げる

ビル
四階分の
高さ

無理も無い

本棚は
奥まで並ぶ

エノク
「アリサにも、いつか端末は
持たせたいわね」
アリサ
「うん」

なかなか
検索は
引っかからない

みんなの
到着を待つ

アリサが
口を開く

アリサ
「タケと寝た?」
エノク
「 」
「え⁈///」
アリサ
「教えて?」
エノク
「あの‥眠れませんでした」
アリサ
「うん?」

タケは
干渉型の特性か
呆気なく
昏睡した

エノク
「まるで小さな子供が活動限界を
超えたように眠ってしまったから」
アリサ
「 」
「お姉ちゃん‥」
エノク
「ゼンキも例外なく同じに
なってるのよ」

これは

何としてでも
調べ上げ
なければ

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