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アルゴリズム伝記52

三つ子ちゃんが
追い回す



撃っては
追いかけ
その数は
少しずつ
減少した

固まっていた
エノクが
動き出す

エノク
「聖釘」


2本の聖釘を
召喚した
エノクが
主砲から
追尾の
副砲へと
切り替えたのか



撃ち放つ

半分を
消し飛ばす

イーノ
「凄い!」
ロカ
「ビックリした」

カナ
「けど、危なっかしいわね」
ベアルーヌ
「混戦ではそんなものだ
味方を撃てば話にならない」
「増援を出す」

ママが再び
光球を放つ
今度は陣形を
組んだ
状態で飛び回る

ベアルーヌ
「適応している」
「戦局を読んでいるな」
カナ
「成長するのね」
「子供達も」
ベアルーヌ
「シーラには教えられた」
「集団アルゴリズムの
恐ろしさに狂わされて」
カナ
「300年も時間凍結
してたなんて‥」
ベアルーヌ
「分からんものさ」
「エノク、お前は賢い
単独ではなく
家族姉弟の連携も
考えてみろ」
エノク
「連携?」
「一人じゃ無い」


ベアルーヌ
「そうだ。協力だ」
エノク
「 」
「ん!」

カズ
「あれ?」
「これは」
エノク
「協力」
イーノ
「え!私にも⁈」


ロカ
「わ。エノク凄い」
エノク
「連携」

三つ子ちゃんに
陣形を取らせた
聖釘が2本ずつ
配置され
次々に光球を
破壊していく

カナ
「エノク‥この戦い方」
ベアルーヌ
「大司教が驚愕していた」
「エノクはあれを直接
操作してない。まさか
自立支援させてる⁈」
カナ
「 」
「そんな⁈」

誕生直後

最初に
発した
一言

聖釘

この
繋がりに
誰もが
驚愕する

エノク
「連携」
「協力した」
イーノ
「全部」
カズ
「エノクにもってかれた」
ロカ
「エノク凄い」
エノク
「ブイ」

カナさん

今後は
エノクが
戦局を変えて
くれそうです

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