小説攻強皇國機甲14

突然の
ワンと
ワニの
戦いの後

あれから
アルゴの
怪我も良く
なってきた

男の子
だから
食欲旺盛
なのかな？

戦闘も無く
不意打ちに
会う事も
無くなった

そんな
ある日

うさが
ワニと
話してる

うさ
「街の広場で⁈」

リズ
「どうしたの？」

ワニ

「仲間が人間相手に
巨大化して説教してる！」

リズ
「　」
「‥何百㍍？」
ワニ
「そんなデカ無い！」

わざわざ
巨大化
してまで
説教する
なんて

ワンが
ボールと
一緒に
転がり込む

ワン

「ギャン！」

うさ
「落ち着きないわね
どうしたの？」
ワン
「ライオとアルゴが
巻き込まれてる！」

リズ
「　」

「ええ⁈」

何で
手負で
外出ちゃうの
アルゴは？

---

リハビリの
つもりで
外出

ライオが
側にいる

頭の包帯は
まだ取れない

ライオ
「行動は早いんだね」
アルゴ
「その分寝てたんだ」
ライオ
「まぁ食欲旺盛だし
元気あって良かった」
アルゴ
「心配かけたね」
「次は気をつけるよ」

本当に
心配
してたのは、と
視線を逸らす
ライオに
ふと思う

その時だった

鉄塊の巨人が
街で仁王立ち

大声で
説教している

そして
それは

僕に気付いた