アルゴリズム伝記80
エノクを
見つめる
もう誰も
失いたくない
私達の
ユニットが
必要
その時だった
鳴り出す
端末
カナ
「何⁈誰、テツオ?」
シーラ
「テツオさん⁈」
テツオさんの
久しぶりの声
けど
テツオ
「お久しぶりです」
カナ
「テツオ、何が
あったの?」
テツオ
「十字架にプラントを
制圧されました」
カナ
「 」
「せ、制圧⁈」
シーラ
「どう言う事⁈」
ベアルーヌ
「まさか将軍か!」
「そちらは」
テツオ
「イド‥」
「どうか、我々を
プラントと共に
破壊して下さい」
シーラ
「テツオさん?」
テツオさんから
割るように
将軍の声がした
将軍
「オウドリーフの
プラントはこちらの
手に渡らなかった」
「私に会いたいかね?」
シーラ
「 」
将軍
「間もなくプラントは
この森一帯を要塞へと
姿を変える」
シーラ
「どうやって制圧」
将軍
「縛陣」
シーラ
「エルドアの
リニアレールガンは
まさかあなたが」
将軍
「離れていても
指示は出せる」
「貴様ら親子は揃って
鋭いな」
本性を
現す将軍
通話を
ぶち切られる
この時
私の中の
戦術
イメージは
更に鮮明に
見えた
シーラ
「みんな、プラントに
戻って!」
カナ
「どうするの?」
シーラ
「FAPUS」
ベアルーヌ
「ファプス?」
full
armor
powered
unit
suit
対要塞プラント
攻略の要
シーラ
「テツオさんが
破壊を求めてる」
ベアルーヌ
「森一帯が要塞だと⁈」
「分かっているのか?」
シーラ
「要塞化したプラントを
そのままには出来ないわ」
トマリ
「そうだね」
ベアルーヌ
「トマリ‥!」
トマリ
「決戦か。それで」
「誰が出る?」
私の覚悟は
決まってる
他には?
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