精神世界物語 中編5
ジェネシス
ベイエリアは
海上都市で
安定した
基礎の柱で
支えられて
います
ところが
最近起きた
謎の崩落事故で
作業員が
犠牲に
なってしまい
全ての
電気系統が
寸断された
不安定な
崩落現場は
一寸先が
見えない
闇
犠牲になった
作業員の
安否は絶望的で
救助何処か
調査すら
出来ない状況で
現場は
立ち入り禁止
調査チームを
政府に容認させ
審議中の隙を
突いた
ゲン
薄暗く
チリチリと
嫌な匂いは
最深部に
向かって
強くなって
きました
こんな場所
何処が
エノラ
「どこがパワー
スポットよ!」
「ゲン!何処⁈」
帰りたい
ゲンを
這ってでも
連れ帰る
目の前に
巨大な
トンネルが
真っ黒な
口を開ける
ゲン
「何で神崎が居んだよ!」
エノラ
「ぎゃーーー‼︎‼︎」
び
ビックリした
エノラ
「後ろから声かけないでよ!」
「ビックリしたじゃん!」
ゲン
「ビックリさせる為に
隠れてたんだろ!」
エノラ
「こっちは心配して
探しに来たのよ⁈
祓う力だって
ただじゃないの!」
ゲンは全く
理解してない
自分の非を
自覚さえ
こっちの
気も知らず
涙目で
葛藤を
漏らす
エノラ
「最低‥!」
ゲン
「な、何だよ。
泣くなって!」
「お前こそ睨むなよ
神崎!」
雫が
厳しい
視線で答える
雫
「誰と来たの?」
「答えて、ゲン!」
ゲン
「 」
「は?」
その瞬間
ゲンの
身体は
金縛りに
あう
そして
匂いの
主が姿を
見せた
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