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アルゴリズム伝記29

大司教
亡き今

カナさんが
船員を集めて
聞く

カナ
「異端審問の解体に
向けて力を貸して」
シーラ
「まだ魔女狩りは
終わってません」


カナ
「そうよ。私達で
終わらせなきゃ」


私達は
プラントから
ありったけの
ルーンから
必要な物資を
要請



製造して
持ち帰る
事にする

エノクちゃんの
服も調達

経過報告を
トマリさんに
伝える
カナさん

大型船には
大規模な
人員

一気に人が
増えました



シーラ
「え?聖杯を
どうする気ですか?」


カナ
「トマリが自分も
バムイ族になるって
言うの」
シーラ
「家族を守る為?」
カナ
「この船に僕も
乗るんだって」

嗚呼

トマリさん
らしい



そんな訳で
私とカナさんで
転移した

三つ子ちゃんは
セイラに
つきっきり



トマリ
「カナ!」
カナ
「分かってる。けど
自分で決めて」

聖杯の
生き血が入った
注射器を
トマリさんに渡す

トマリ
「‥良し!」
「これで‥良いんだ」


カナ
「血は変わっても
貴方の覚悟を
誇りにに思うわ」
「トマリはトマリよ」


トマリ
「うん!」

嗚呼
もお
見てらんない

私も年頃なんで

トマリ
「トイ、施設の拡張
頼んだよ!」
トイ
「はっ!して、何人規模
ですか?」
トマリ
「船に何人いるの?」
カナ
「300人くらい?
これからもっと
増えるかしら」
トマリ
「数千人規模で!」
トイ
「は、はい!」

魔女狩りで
保護した
数を考えれば
妥当な
規模だろう

カナ
「不死身になった以上
これからは動いて
もらうわよ。旦那様」


トマリ
「もちろん!」
「さあ、行こう!」

時代が変わり

私達の
国土が
大きく
変わった

魔女狩り
解体に向け

私達は
世界を
飛び回る
事になる

王都との
連携も考えて

私達は船へと
転移した



第1章

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