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あっち雑談4

エノク
「書物についてね」



「演算書籍」
エノク
「厳密には、書物じゃないのよね」

「エノクが天魔」
「私は神殺し」
タケ
「俺も混ぜてくれ!」

マナ
「私も!」


エノク
「タケ⁉︎マナまで⁈」



「やっと、対話できるね。タケ、マナ」
タケ
「もう一人のエノク‥なんだよな?」



エノク
「そうよ。自我をあまり持たないの」

マナ
「ないの⁉︎」



「一応。空の境界のね」 
タケ
「そう、か?神殺しの権化なんだろ?」
「古代図書館の書物も同じ文字の筈」



「タケ。自分って、何だと思う?」
タケ
「‥自分だろう?」



「自分を理解したとして、内なる自分が不確かな存在なら」
「それは、果たして自分と言い切れるのか」
タケ
「自分を強調しないんだな」



「エノク単体だ。本来は。魂に男女関係ない。二分されれば、不確かな存在となる」
タケ
「 」



「自分の中にエノクが居れば、それを独占するのが、自我」
「私には、それが無い」
タケ
「そういや、確かに‥」

「自分を持てと言うが、この唯物世界、そんな重要ではない」
「自我が邪魔をし、学びも悟りも遅くなる」

遠くを
見詰めるには

心が
無心の方が
効率良い

今回
この人生

私が舞台に
立ったのは

この世界に
適応する為

タケ
「全て、神の手の中‥?」



「覚醒には、時間かかるが。そう悟れば良い」
エノク
「私だったら‥」



「適応出来なかった筈。曖昧なイレギュラーだが」

中立派
探求心


「自身に、この本質が無ければ、ここまで来れなかった」
タケ
「けど、男‥なんだよな?」



「魂の会話に、男女関係ない」
「中立とは、そう言うもの笑」
タケ
「なるほど」

「男でも、内なる女の本質が眠っている感じ」
「曖昧だけど」
タケ
「例えば?」

「女の子座り。出来る男が稀にいる」
「体毛あっても、ラインが良い身体つき。座るとなんとなくなる。とか」
タケ
「 」

「私は癖毛だが、エノクはストレート。この曖昧さで分からないが」
タケ
「確かに。曖昧だな」

「横向きで寝ると、少し丸くなる癖とか」
「博士にも、それはあったそうだ」
タケ
「そうか」
「その」



「当ててみよう。エノクとゼンキ」
「くっつくと思う?」
タケ
「⁈」
エノク
「え、ちょ⁉︎」




「相性は悪くない。だが幸せになるとは限らない」
「それだと、ゼンキが消えてしまう」


タケ
「じゃあ‥」



「ゼンキにはノイルの方が良い」
「タケにはエノクが合う」
タケ
「 」


エノク
「 」



「アリサとも相性合う」
「マナでも合うと思う」
マナ
「 」



「そろそろ話を戻す。エノク書」
エノク
「え、そ、そうね⁈」



「真理解読。ラグラの植物関係、海洋生態系、禊、内包者、後はまぁ諸々‥」
エノク
「聖釘は?神殺し」



「聖釘は現在、自立可動性絶対領域防衛ユニットに落ち着いた」


「ユニット関係。聖釘、茨サークル。十字架、聖槍。半霊半物の真理」
タケ
「侵食者を操る‥的な?」



「それ、一度きりだった筈。エノク使ったよね」
エノク
「確か、ソムドエンゲラ」
タケ
「一度きり⁉︎」
エノク
「消滅式。だから一度きり」

「後は、本質。演算改修アルゴリズム。最近、これが覚醒した」
エノク
「アルゴリズム⁉︎」



「これからだよ」
「書物に無い覚醒が、待っている」

博士のメモ
ママの教え

真理教育から来る
演算改修

次なる
悟りから

新たに
演算覚醒
するかも

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