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昭和歌謡な夜

昨日は、イジメられすぎて、今日もまだ○クビが痛い。

というクレームのLINEに、漱石さんは喜んでる。

というか、喜ぶと分かって送ってるんだけど、まさか、こんな歳になって、こんなバカすぎるLINEをすることになるとは….。

私がなりたかった大人って、こんなんだっけ?汗


でも、とにかく昨日は、2人ともどーした?って位、ベッドで盛り上がった。

たくさん、汗をかいた後は、『じねん』でお寿司。

アボカドがウニを背負ってるし、

鰻はバターを抱き締めてるし、

なんでカロリーが恐ろしいものは、こんなに美味しいのだろう。

白子ポン酢に、カニみそに、、

もちろん、生ビールで乾杯。

あー、プリン体も、恐ろしい。


おまけに、店内に流れる音楽は、昭和歌謡。

「ここ、音楽もいいねぇ。」

と、漱石さんが、明菜ちゃんや、石川さゆりを口ずさむ。

当然、話題も昭和に。

私達が子供だった頃の話になり、やはり、懐かしいものが同じってのは、楽しいなぁって思った。


お酒がいい感じにまわってきたところで、漱石さんの過去の女性達の話を聞きだそうとした。

だけどまぁ、のらりくらり、うまーく交わされて、

しかも、言葉の濁し方が上手すぎて、逆にメラメラ嫉妬が、わきあがった。

というか、やっぱりこの男、相当遊んできてるなぁと、苦笑。

「私もそのうち、あっさり捨てられんだろうなぁ。」

「いやいや、僕は1度も僕から切ったことはないよ。
いつも、フラれるのは、僕なんだよ~。」

と、満面の笑み。

ズルい男だ。


誰かに盗まれるくらいなら
あなたを殺していいですか

と、天城越えをするつもりはないが、


不覚にも、漱石さんの最後の女になりたいと、思ってしまった。

まったく、みちのくひとり旅かよ。


離婚原因ではないにしろ、やはり、1度目の結婚生活中も、ちょこちょこ遊んでたみたいだし、再婚後はがっつり彼女いたし、で、今、私と4年目。

「僕は、ちゃんと恋愛してるだけだよ。」

「そんな人は、結婚したらダメでしょう。
なんで、再婚したの?」

「なんでだろう?僕も本当にそう思うよ。」

質問に質問で返してきた。

なんて人だ。笑


恋に落ちても、

土曜の夜と日曜のあなただけでいいや。

平日の漱石さんは、要らないと思った夜でした。



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