あこ

50代の真ん中  夫がいますが彼もいます

あこ

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  • いつかきっとたぶん

    ~一生分の恋をしました~ W不倫の結末    ※再投稿です

  • いつか離れる私達

    漱石さんとのデート記録♡

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元カレと今の彼との違い

35歳の夏。 私は蓮に一目惚れをした。  すでに3人の子供がいたにも関わらず、私はそのすべてを捨てても構わないとさえ思った。 それほどまでに夢中になった蓮は、もうそばにはいない。 『蓮がいなくなったら、生きていけない。』 あの頃は、本気でそう思っていたのに、、 なのに、今日も私はとっても元気に生きている。 不思議。 蓮のこと。 ほんっっとに好きだった。 笑った時にくしゃっとなる顔が好きだった。 私を見つめる、あの目が好きだった。 『あこさんっ』って、私

    • 4. いけない恋が成就した日

      告白 オークション用にCDを預けた夜から、そんなに日にちはたっていなかった。 夕方、蓮から電話があった。 時刻は前と同じ、夜9時頃。私の自宅から少し離れた場所で待ってるからちょっとだけ出てきてほしいと。 私は、オークションのことだと思ったので、何も考えずにそっとうちを出てきた。 うちの家からまっすぐ北に上がったひとつ目の交差点。 その車道と歩道の段差に蓮は座っていた。 その交差点の角地は、どこかの会社の駐車場になっているので、そこに座っていると住宅街からは見えな

      • 3. どうしたら私を好きになってくれますか

        言葉とリズム 担当者は、毎週配送時におすすめ商品だけではなく各々が作ったニュースをのせたプリントを、カタログと一緒に配っていた。 内容は、たいてい、自身のお子さんのことが多い。どこ行ったとか、行事ごととか。小さい子供がいるママさん達に、親近感持ってもらうためだろう。 まぁ、今まではチラッと目を通す程度だけだったけど。 ところが、『れん君日記』と書かれた彼の通信は、今まで見てきたものと少し違うものだった。 内容から、蓮には奥さんと娘さんがひとりいることは分かった。でも、

        • 2. 完全に『恋』してる

          決戦は木曜日 保険作戦が功を奏したのかどうかは分からないが、とにかく今後は蓮が毎週配送することになったようだ。 配送は、毎週木曜日。 すっかり舞い上がってしまった私は、部屋を大掃除して模様替えすることにした。 目的は、ドレッサーを太陽の光がいっぱい入る場所に移動させるため。 結果、自分に光がたくさん当たり、自分がよく見えるようになった。 これで、日中、人に見られてる自分の肌とかがよく分かる。 今更だが、美容の本を買ってきて毎日メイクの勉強もした。 それまでは、

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        記事

          1. ひとめぼれってすごい

          出逢い 2月ももうすぐ終わり。 まだまだ寒いが、その日は風もなく澄みわたった綺麗な青空だった。 いつもの時間にいつも通り、自宅のガレージにレジャーシートを敷き、近所の奥さん達とトラックを待っていた。 友人に誘われて生協に加入してから、もうすぐ6年。 3番目の子を身籠ってから、近所とはいえよそに取りに行くのが面倒になり、自ら班をつくって2年近くたった。 私は話好きではない。だから特に用もなく生協の担当者と話すことはない。営業される日もあるが、笑顔で頷くだけでほぼ相手

          1. ひとめぼれってすごい

          昭和歌謡な夜

          昨日は、イジメられすぎて、今日もまだ○クビが痛い。 というクレームのLINEに、漱石さんは喜んでる。 というか、喜ぶと分かって送ってるんだけど、まさか、こんな歳になって、こんなバカすぎるLINEをすることになるとは….。 私がなりたかった大人って、こんなんだっけ?汗 でも、とにかく昨日は、2人ともどーした?って位、ベッドで盛り上がった。 たくさん、汗をかいた後は、『じねん』でお寿司。 アボカドがウニを背負ってるし、 鰻はバターを抱き締めてるし、 なんでカロリー

          昭和歌謡な夜

          もう恋なんてしない

          アプリを始めて13人目に面接した漱石さん。 第一印象は、背、高いなぁ。 近くで見ると、マスクから覗く目が優しかった。 改札口で待ち合わせしていたので、そのまま予約してくれていたイタリアンのお店へ。 特に話すことなく、並んで歩いていった。 途中、エスカレーターがあった。 漱石さんは立ち止まり、私を先にエスカレーターに促した。 つまり、レディファースト。 エレベーターでもそう。扉が開くと、ボタンを押して私を先に乗せた。 当然お店に着いても、席へ案内さ

          もう恋なんてしない

          マッチングアプリ始めました

          夫から「もう出来ない」と宣言されてから1年程は、うじうじもやもや悩んでいた。 アメブロを再開し、mixiも再度登録した。 でもネットでは、文字だけでは何も解決しなかった。 もう丸々2年間、誰ともセックスをしてない。そんなこと、初体験した19歳以降初めてだ。 このまま死ぬまでもう誰ともしないのだろうか。。 50歳になり、生理も終わった。 女として終了宣言された気持ちになった。 なんか納得できない。 このままでは、自分の中で埒があかない。 ブログやmixiでだら

          マッチングアプリ始めました

          夫がいるのに彼氏を探した理由

          きっかけは、夫さんの病気。 7年前のこと。 血管系なので、激しい運動を医者から禁止された。 心配性で臆病な夫さん。 少しでも心拍数があがることは、一切しなくなった。 もちろん私も心配だし倒れられたら困る。 だから、一切夜もなくなったことに、何の不満もなかった。当然のこと。 その年の私の誕生日。 夫さんは、プレゼントとして、なんと、大人の玩具をくれた。 へ? 包みを開けた瞬間、思わず変な声がでた。 夫さんは、いつもの優しい笑顔で私を見つめてる。 ぇぇえ?

          夫がいるのに彼氏を探した理由

          いつか離れる私達

          漱石さんと出逢って丸3年が過ぎた。 月並みだが、まさかこんなに長いお付き合いになるとは思っていなかった。 最初の頃はまだ私自身、気持ちがフラフラしていたし、他にもsexをする相手もいた。 でも『漱石さんだけにしよう!』と心に決めてからはすっかり落ち着いた。 最初の頃の漱石さんの印象は、気持ちいい気分にさせてくれる人。 逢う度に、容姿を褒めちぎられ、 声も可愛い、仕草がエロい、言葉のチョイスが面白い、楽しい、可愛い、もうホント好きすぎる♡ と私を絶賛してくれる。 もし

          いつか離れる私達

          はじめまして

          50代主婦、フルタイム勤務。 結婚2回、離婚1回。 唐揚げ、手羽先の塩焼き、鳥刺し全般、焼き鳥、とにかくにわとり大好き。 あとは、とりあえずビールからの、ハイボール。 お花全般、恋愛ドラマ、水族館、プラネタリウムが好き。 晴れてる夜は必ず月を探してしまいます。 苦手なのは、虫全般と、スピードと高い所。 ここんとこ、仕事忙しすぎて毎日が飛ぶようにすぎていく。 このペースでいくと、あっという間に年取って、あっという間に人生が終わる。 まぁそれはそれでいいんだろう

          はじめまして