見出し画像

W不倫が終わる日

忘年会シーズンに突入。

夫さんも漱石さんも飲み会だらけ。

でもって、ようやく私自身も末っ子も義務教育おわったってことで、あちこちの飲み会デビュー。

楽しいけど、疲れてきた。

おまけに、ここにきて久しぶりに風邪ひいた。

しんど…。

来週も2件飲み会控えてるというのに…。

仕事もピークに忙しいし、Netflixで見たいのん始まったし、酔っぱらいだし、noteどころじゃなかった。


けど、先週末のふぐデート🐡での会話を記録しておこう。



デートの待ち合わせ。

いつもは私が遅刻するのに、珍しく漱石さんが遅刻した。

ぼーっとしてたら、1駅乗り過ごしたんだって。

「めずらしいね、大丈夫?」

って、聞いたら

「いや、俺さぁ、、」

!!!!

「え?! ちょっと待って! 今、俺って言った!!」

「え?俺? うん、俺。オレ?」

「うん、オレー! うそー。漱石さんも俺って言うんだ!

初めて聞いた、漱石さんのオレ!笑。」

「え、俺? え、初めて?」

「うん!僕しか聞いたことなーい。」

「あぁ、よっぽど気抜いてたんやわ、笑。
ってか、そら、俺位言うよ。男だし。笑」

オレオレ詐欺もびっくりするくらい、2人して『俺』を連呼して、はしゃいだ。

まぁ、営業マンってこともあって、普段は僕だし、奥様の前でも僕なんだって。

ってか、基本、女性には、『僕』って言うらしい。

そんな、どうでもいいことが楽しくて仕方ない。

昨夜も飲み会で、帰宅後ソファーで寝落ち。ふと夜中に目が覚めて、そこから寝られなくなったんだって。

「いやぁ、今回ちょっと時間空いたでしょ?

だから明日君に逢えると思うと嬉しくて眠れなくなったんだよ。」

ホントかどうかしらないけど、嬉しい。

君って呼ばれたのもなんかときめいた。


私を食べてもらった後、今年最後のデートになるからって、ふぐ🐡をご馳走になった。

当たり前だけど美味しすぎた。


「身体もお腹もいっぱい満たされてホント幸せだね。」

って二人みつめあってた時、少し怖くなった。

あまりにも順調すぎて、こんな幸せいつまで続くんだろうって。

「ねぇ、もしバレたらどうする?」

思わず、口から出てしまった。

「んー。どうしよっか。
前の彼氏はいくら払ったの?慰謝料。」

「200万。元夫は1000万請求してたけど、裁判で200万になった。相場じゃない?」

「すごいな、前の旦那さん。でもそうだよね。じゃあ200払えばいいんでしょ?
ちゃんと責任はとるよ。

ってか、大丈夫だよ。あこちゃん、ちゃんとしてるから。

絶対旦那さんが東京の時しか逢ってくれないでしょ?そこ偉いなぁっていつも思ってる。
僕だったら流されそうになるけど、あこちゃんは絶対にムリしない。

まぁ、ばれたらばれたでそん時一緒に考えよ?」

あまりにあっさりな返答に驚いた。

同時に思った。

なら夫が大阪に戻ってきたらどうするんだろうって。

漱石さんのいうとおり、私は夫が自宅にいる時は絶対にでかけない。

今までは、夫は東京と大阪半々だったから、週末のデートが可能だった。

でも、もう定年は目の前だ。

定年になったら役職おりるから、もう東京に行くことはない。ずっと自宅にいる。当たり前だけど。

だから、私は夫が大阪に帰ってくるまでって自分で決めていた。身体だけの関係を求めてたから、まさかこんな形で長続きするとは想像していなかった。

漱石さんも、私の夫がもうすぐ定年だって知ってるはず。

その点どう思ってるんだろう。



「いつまで私達って付き合うんだろうね。」

軽くジャブを入れてみた。

「いつも言ってるやん、いずれは茶飲み友達になろうって。

お互いに歳をとって、エッチできなくなってもずっと逢おうって。

だから、どちらかが死ぬまでだね。

どちらかが死ぬまで、付き合おう。

死んじゃったら、仕方ないもんね。」

う、うん。

言葉にならない、生返事をしたら、ちょうどノックが聞こえ、店員さんがデザートを運んできてくれたから、話はそこで終わり。

ってか、それって、もはや、プロポーズじゃない? なんかソワソワした。

ホントこれからどうなるんだろう。

というか、どうするんだろう、私。

いつかは終わらせないといけない恋なんて、やっぱりするもんじゃないな。




今回いったお店

📍とらふぐ城







 

いいなと思ったら応援しよう!