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再婚記念日
私達夫婦は子連れ同士で再婚して、2人の間にも子供がいる。
それぞれの連れ子達はもう成人しているので、先週末は、そのセメントベビーのお子達連れて再婚記念日をお祝いした。
変な言い方だけど、私と夫さんと2人の間の子供達のシンプル?ベーシック?家族でおでかけ。
実はこのメンバーでおでかけするのはレアケース。たいてい、上の子達が混じるから。
だから、そんな普通のことがとても新鮮で、嬉しくて楽しくて幸せだった。
焼肉も嫌というほど食べて、当分お肉は見たくない。
またまた、夫が夫さんでよかったって思った週末。
夫さん、ほんとにありがとう。
もういつの間にか、最初の結婚生活より2度目の結婚生活の方が長くなった。
もちろん、何も起こらない日なんかなかった。
子供が多い為、貯まるのはゴミと洗濯物だけ。
子供の数だけ、問題も病気も増える。
でも、その何倍も子供達からは幸せな気持ちをたくさんもらった。
夫さんはひたすら家族の為にお金を稼いでくれて、私はただただ子育てに追われた40代だった。
だからこそ、夫さんとふたりでこの『大家族』をつくりあげたっていう達成感というか絆というか…私の宝物。
たとえどんなに漱石さんが素敵でも、決して感情が先行しないのは、私にとってこの宝物の存在が大きいからだと思う。
夫さんに対する感情にも波がある。
いい時もあれば、嫌いでイライラうんざりすることも多々。
でも、、付き合い始めの好きで好きでたまらないって感情は長続きしないってことは、もう十分経験してきた。
で、夫さんや漱石さんを見ててわかったこと。
それは、別にずーっと好きでいる必要はないってこと。
ずーっと好きで居続けるより、ふとした時や、なんかのタイミングで、あ!やっぱり好き♡って思う瞬間が何度も訪れる方が長続きするんじゃないかなって。
その好き♡の瞬間が積み重なっていって愛情だったり絆だったり信頼に変わっていく気がする。
元夫にも元カレ君にも突っ走りすぎたなぁと、今になったら分かるんだけど、、遅いよね。ホントごめん。
◆
漱石さんはこの週末は東京に出張だった。
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また、こんなこと言う。
ギュッと胸が痛くなった。
…そんなことできるわけないのに。
漱石さん、こういうのわりと多い。
いつか2人で温泉行こうね、とか
定年になったら2人でお店したいねとか、、
なんなんだろう。
その度に私は哀しくなるのに気づいてくれない。
だから既読スルーした。
再婚記念日、幸せだったよー。なんて、言えないし、言わないし。
そんな週末からの月火と、はたまた仕事で病みかけてた。
けれど今日、美容院行って髪の毛艶々サラサラになったら、気持ちもプルプル弾んだ。
ちょっと自信も取り戻した。
大丈夫。まだいける。
すっかり夜更かししちゃったけど、明日からまた仕事も頑張ろう。