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幸せのじゅんばん

行き着いた先が 「結局、親が幸せなら子どもは健全に育つのでは」 だったのだが 言葉だけが先立つと 先日の出来事が思い浮かばれる 池袋のサンシャインに新しく「てんぼうパーク」という場所が出来たので行ってみた 私たち家族は時間の都合上11時に着いたのだがそこには子連れの列が出来ていた てんぼうパークは所謂「子連れも楽しめる映えスポット(有料)」で、平日昼間はカップルや大人のみは大変少なく、子連れが9割を占めていた 眼科を見下ろすとジオラマのような都心のビル群。子どもたちはわたし

    • 君たちはどう生きるか

      初めに、私自身はジブリ作品を全て観てきたわけではない。ジブリの世界観は好きではあるが、全ての作品が好きなわけではないし、我が夫のように紅の豚の全てのセリフを言えるレベルでは到底ない(何なら2回目くらいのデートの時に全てのセリフを被せている姿にドン引きもしている)。 そんな私が宮崎駿監督の最後の作品である「君たちはどう生きるか」を観てきた。知り合いに「観るんじゃなかった」とまで言わしめたこの作品である。映画を観る前のワクワクもなく、何なら若干緊張すらしていた。 しかし観始める

      • 君はそれを好きなのか

        子ども向けに美術のワークショップをした。 参加申し込みをしたわけではない子どもを対象にしたものである。 もちろん私自身は何かを作り出すことが大好きで、自分で手を動かして制作することを好んでいる。 小学校の子どもたちも基本的には図工美術が好きだと感じる。人間はもとより生産的活動への欲求がある。図工の授業をしている時のキラキラとした眼はとても素敵だ。 しかしながら。強制される美術はどうなのか。強要される美術はどうなのか。 中にはやり方を示しても、一緒にやってみようと促しても

        • 3人で生きる覚悟を

          妊娠判定日。結果は陰性。 期待はしないでおこうと心に決めてはいたが、クリニックの先生の目を見れば、今後を話せば、結局じわじわと涙が滲み、診察室を早々と後にした。 3人で生きる覚悟を決めたつもりでいた。 先生は、「せっかく頑張ったんだから」と、今後の治療も前向きにという方向で話をしてくれた。確かに頑張ってきたのを一番によく知っているのは先生だと思う。 個人的には、先述したように、もう随分頑張ってきたし、私にとっては巨額のお金を注ぎ込んできたし(モルディブに一週間リッチな旅行に

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          妊娠判定日。もう、よく頑張った。

          こんばんは、お疲れ様です。 明日は胚移植の妊娠判定日。気づけば不妊治療を続けて1年以上が経過していた。 もう頑張った。よく頑張った。 都内のクリニックに転院、地味に辛い自己注射、合わない薬で止まらない吐き気、挙句の果てに卵巣過剰刺激症候群で救急車で運ばれ入院する始末。あまりの痛みで眠れず、モルヒネを打たれながら朝日が昇るのを感じた。薬の副作用で何度も掻きむしった皮膚はボロボロ。辛くて何度も挫けそうになった。 流産した時は寝ても覚めても悲しみが押し寄せて、辛くて辛くて涙が出た。

          妊娠判定日。もう、よく頑張った。

          それはあなたが気にする問題じゃない

          娘が怪我をした。 目の上の怪我だ。私の監督下での怪我であった。幸いにも血が流れるようなものではなかったので、治癒力の高い子供の怪我はいずれ、まあ、わりとすぐに治ると思っていた。 しかし、しばらく経って娘の目の上に白く線が入っているのが気になってきた。あれ・・・これって、所謂線状成熟瘢痕ってやつじゃあないか。これってもしかしたら放っておいたら二度と今までのように綺麗にならない傷痕になるのではないだろうか・・・ そんな心配をしていた矢先、知り合いにあった。娘が怪我をしたことは知っ

          それはあなたが気にする問題じゃない

          「楽しかったひと!」

          市内の幼稚園のイベントに行ってきた。休日返上で頑張ってくれている先生方には頭が上がらない。このイベントのために当日の流れを考えて、練習して、準備をしていただいた。しかも無料で。先生方もみんな親切なので、娘もすぐに慣れて歌ったり踊ったり話をしたりと楽しそうであった。 これから書くことは全て自分の自戒の念であり、誰か特定の人を批判するつもりは毛頭ない。 この手のイベントで歌ったあと、何か作ったあと、必ずと言ってもいいほど先生方は 「今日楽しかったひと〜?」 と手を挙げさせる。も

          「楽しかったひと!」

          THE FIRST SLAM DUNKを観た。

          映画スラムダンクを観た。 この余韻が薄れてしまう前に感想を記しておきたい。 まず、映画は漫画のそれとは全く異なる作り方であると思う。漫画はコマ割りの大きさや余白、フォントで勢いや静けさ、そして最も顕著なのは登場人物の表情の機微をその一コマ一コマに描き魅せることで読者を物語の世界に引き込んでいくものなのだと思う。 しかし映画となるとそうはいかない。読者を意図的に引き止めることなく映像は流れていく。長い長い制作期間を考えると、想像を遥かに超える途方もない作業があったに違いない。

          THE FIRST SLAM DUNKを観た。

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          ずっと日記を書いてみたかった。取り留めのない話、観た映画や読書の話、教育の話、誰とは言わないけど誰かに伝えたいのかもしれない、子育てに対して感じていることなど。 ガッと気分が乗った時だけ更新しよう。このご時世で人と話す機会も減ってしまったので、自分の思想録として。 しかしまあ、ここ3年弱パソコンに触っておりませんゆえ、もちろんキーボードにも触れておりませんゆえ、タイピングがカタツムリのように遅い、タイプミスが多い。というかほぼタイプミスをして毎度打ち直している有様。

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