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#22 Go To Atlanta〜なぜアトランタに行くのか〜
12月13日〜17日の間、アトランタで開催されるGAMEWEEKに参加するためアメリカジョージア州アトランタに行ってきます!GAMEWEEKでは、GIRLS(女性のみ)のeスポーツ大会や全米からNASEFの教員が集まるeスポーツサミット、eスポーツ最大のイベントDREAM HACKなどが開催されます。また、アメリカの学校(中学、高校、大学、通信など)も視察予定です!
eスポーツ最高教育責任者ケビン氏との出会い
人生初の渡米にあたりなぜアメリカに行くのか⁉️ 何しにアメリカに行くのか⁉️を書きたいと思います。
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きっかけは6月にNASEF本部の最高教育責任者であるケビン・ブラウン氏(以下ケビン)の訪日・学校訪問です。その後、東京で行なわれたNASEF JAPANのフェロー教員研修にも参加させてもらいました。
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研修は、eスポーツを活用したPBL(Project Based Learning)について実際にやってみながら行なわれました。そして、ケビンの講演の中で「NASEFが考えるエコシステム」の紹介がありました。
NASEFエコシステムは、eスポーツをベースとして組み立てられたキャリア教育のようなものです。この教育プログラムは柔軟性と発展性があり、非常に広がりがあります。
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GEEKJAMアクティビティテミッション
立正大淞南eスポーツ部として今年の4月SHONANGEEKJAMのアクティビティテミッション(活動方針)を作りました。
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GEEKJAMの目指す方向性を整理してみると、一部を除けば、言葉は違いますが「NASEFエコシステム」とほとんど相似だったことが分かりました。
3年間かけて築き上げてきたeスポーツ部としての活動は間違ってなかった…そんな思いになりました。
フェロー研修が終わり、ケビンとの懇親会があったので、隣の席に座らせてもらい、早速このことを聞いてみました。
「私の考える活動方針とあなたのエコシステムはほとんどが同じでした。でもeスポーツの活動に企業家としての視点やビジネスという発想は思いもしませんでした。なぜ企業やビジネスが必要なのでしょうか?」と…
自分が疑問に感じていたことを率直に質問してみたのです。
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すると、ケビンは…
「畑山、こないだ島根に行った時GEEKJAMの活動は素晴らしいものだった。あなたは、私と同じレベルでeスポーツを理解している。だからこれからなんでも教えてあげる」と言われました。
そして「アメリカでは、割と早い段階で、レモネードを売ってお金を稼ぐ方法や、カーウォッシュをしてお金を稼ぐというようにお金の稼ぎ方を学ぶんだ。だからアメリカの教育ではビジネスや企業というのは欠かせない要素なんだよ。一度機会があったらアメリカに来るといい。歓迎するよ」
と答えてくれました。
日本型教育を受けてきた私としては、カルチャーショックでした。
日本では「お金の教育」は、今でこそ少しずつ教えるようになってきましたが、少しタブー視するところがあると考えていたからです。何より私自身が今まで、教育の分野で「経済やビジネス」を考えるということを放棄していましたから…
そこで、eスポーツを通して、ビジネスや経済というカテゴリーを視点に模索しようと思いました。
アメリカの教育や本場のeスポーツを見てみたい!
そんな思いが湧き上がり、ケビンに「アメリカに行ってみたい!」とス直な思いを伝えると「それなら12月がいい。eスポーツサミットもあるし、ドリームハックもある。坪山も来るから一緒に来たらいいよ」と言われました。
そうは言ってもなかなか海外出張は難しいだろうな…
と思っていました。懇親会には、校長先生も参加されており「アメリカに12月行きたいです!」という旨を伝えると「行けるよう最大限の努力をしよう」「アメリカ視察は、日本の子どものためになるならすべきだ」とまで言ってくださいました。
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eスポーツは、人と人とを繋ぐ共通言語…
未来を切り開く可能性に満ちている…
ケビンとの交流で、日本の企業や世代間交流だけでなく、国境を超えた繋がりができたことを嬉しく思っています。
アメリカで全米から集まるeスポーツ教育のフェロー(仲間)たちと直に交流することで、まだ知らないeスポーツの探究がさらにアップデートできると信じでいます!
人生初のアメリカへの旅は、未来の扉を開く旅になることは間違いありません。
それでは今からアトランタに行ってきます!
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【立正大淞南GEEKJAM web site】
【畑山友朗のX】
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