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安積、福島、磐城(2番目に広い県、福島の高校事情)

福島県No1高校といえばどこを思い浮かべる人が多いだろうか。 歴史的に見ると、旧制第一中学は経済県都、郡山市にある安積高校、第二中学は常磐炭田で栄えたいわき市にある磐城高校、第三中学は県庁所在地の福島高校である。

某塾には「福高、安高、磐高、会高突破模試」なるものもかつて存在した。進学実績においては、10年余りで見ると福島高校に分があるように思う。難関大の定義にもよる。福島は地元の国公立大が多く、安積、磐城は首都圏の私立が多い。偏差値で言うと安積70、福島、磐城で68のよう

    • [福島]郡山市再開発に足りないものとは

      東日本大震災、原発事故から12年が経とうとしている。処理水問題などが記憶に新しい福島県。2050年の人口推計が発表された。福島県は3割以上人口減少する都道府県11リストに入った。

移住促進、イノベーションコースト構想など取り組みが行われているが、限界があると感じるのはなぜか。福島県の根本的な問題を考える。

【福島県の成り立ちと変わった特徴】
福島県は会津県、福島県(現在の中通り)、磐城県(現在の浜通りの3つの地域が合併した県である。各地域の集合体のような県である。

現状

      • 震災後の復興とは。福島における課題とコンパクトシティ、集中化の必要性【2050年の人口推計を覆せるか】

        2024年9月1日、郡山市市政施行100周年。今後100年の郡山市、福島県を語る上で最も重要な課題の一つに教育がある。 2025年4月より安積高校は中高一貫校となるが、8月の地元経済誌には「尽きない懸念」と題して、安積中高一貫校のコンセプトと需要がマッチしていないと指摘されていた。 「福島県は教育後進県である。東大や他の難関大への合格実績は同じ人口で見た北陸圏よりも圧倒的に少ないため、田舎を理由にはできない」とされ、山形や秋田のトップ高よりも実績が劣ることは明らかである。 東

        • 【郡山】福島県教育委員会は安積中高一貫校に何を求めるか

          県立安積高校中学校の説明会が行われたようだ。進学を目指す中高一貫としては会津学鳳に続いて県内2校目か。

併設される中学校の母体の高校は県内屈指の進学校、安積高校ということもあり、60名の定員全員が安積高校へと入学することになる。

県立安積中学校は、医学コースの新設や次代の福島、日本、世界を担うリーダーを育成するという方針で、今までの県内には無い、新しい取り組みが目立つ。福島県唯一の、まさに県を挙げた取り組みと思われる。

驚いたのが、募集は県内全域となることだ。
安積中学

        安積、福島、磐城(2番目に広い県、福島の高校事情)

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