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N° 53 宇宙調理に関して:宇宙調理理論 ロードマップ①-②:⑴について [伊藤のヨタばなし]

ロードマップを一つずつ。ser.
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順を追って最初から
ロードマップ①-②:⑴
「⑴ 月面基地の全体構造」を追求していきたいと思います。
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⑴-①月面基地の全体構造

[A] 居住エリアと作業エリアの配置:
月面基地は、居住エリア(生活・睡眠・調理)と
作業エリア(研究・メンテナンス)に
分かれることが一般的。
これらのエリアは、効率的な動線と安全性を
確保するために配置される必要がある。
についての追求。

上記の①-②-[A]に関しては、
やはり、居住エリアに焦点を置いて
宇宙飛行士、其々に「生活」「睡眠」「調理」の
3エリア(3モジュール)が割り当てられるとして
それぞれに、どのくらいの広さが与えられるか?

特に、「調理」(仮に「厨房モジュール」とします)に
与えられるベストな広さは
想定でどのくらいか?
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 [B]モジュール構造:
月面基地は、各機能がモジュール(ユニット)化される可能性が高い。
調理施設も独立したモジュールとして設計され、
他のエリアと連結されることが考えられる。
についての追求。

上記の①-②-[B]に関しましては、
[厨房モジュール]は、
最も危険かつ他のモジュールや宇宙飛行士にも
危険が及ぶ事が想定される。
その際に、緊急のモジュール切り離しボタン や
緊急の消火ボタンなど
緊急システムが必要かと思う。
上記の①-②-[A]の追求の結論次第だが
[厨房モジュール]のサイズを含め
どの様な機能の緊急システムが必要で
それらは、導入可能かどうか?

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①-②-[A] 居住エリアと作業エリアの配置:

[A]-❶ 居住エリアにおける各モジュールの広さ

月面基地の居住エリアは、
[生活]、[睡眠]、[調理]の
3つのエリアに分けることが考えられます。
これらのエリアそれぞれの広さは、
快適さ、機能性、安全性を考慮した設計が必要。

❶-⑴生活モジュール(Living Module):
生活モジュールは、宇宙飛行士の個人的な活動やリラックス、コミュニケーションの場として機能します。適切な広さはおおよそ**20〜30平方メートル(畳12〜19畳)**程度と考えられます。これにより、個人の生活空間と共用スペースを確保し、快適な居住環境を提供できます。

❶-⑵睡眠モジュール(Sleeping Module):
睡眠モジュールは、静かな環境を提供し、
宇宙飛行士の体調を保つために重要。
ここでは3〜5平方メートル(最大で畳3畳位)が
標準的なサイズとして考えられます。
これは、最低限のプライバシーと
快適なベッドスペースを提供するために十分です。

❶-⑶ 調理モジュール(厨房モジュール / Kitchen Module):
厨房モジュールは、食品の調理と保存を行う重要なエリアです。
このエリアの広さは
10〜15平方メートル(畳6〜9畳)程度が理想的です。
この広さは、基本的な調理器具や食品の保存スペース、
そして作業スペースを考慮したものであり、
効率的な作業環境を提供するための
最低限のスペースを確保する

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①-②-[B] モジュール構造と緊急システム:

[B]-❶ 緊急システムの必要性:

厨房モジュールは、
火災やガス漏れなどの緊急事態が発生しやすいエリア。
そのため、以下のような緊急システムが必要です:

❶-⑴緊急モジュール切り離しボタン:
もし火災や重大なガス漏れなどの事態が発生した場合、
調理モジュールを他の居住エリアから
迅速に切り離すことができるシステムが必要。
これにより、被害が他のモジュールに拡大するのを防ぐことができる。

❶-⑵ 緊急消火システム:
調理モジュールには、
火災を即座に消し止めるための自動消火システムが必要。
このシステムは、火災発生時に即座に作動し、
周囲の酸素を遮断するか、
消火剤を散布することで火災を抑えることができる。

❶-⑶ ガス漏れ検知器と自動シャットオフ:
ガス漏れを検知するセンサーを
モジュール内に配置し、漏れを検知した瞬間に
ガス供給を自動的にシャットオフする機能が必要。

❶-⑷ エアロック(気密ドア):
調理モジュールと他の居住エリアを区切る
エアロックが必要です。
この気密ドアは、緊急時に他のモジュールへの
影響を最小限に抑えるために使用されます。

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これらの緊急システムは、
現代の宇宙開発技術の進展を考慮すれば
十分に導入可能なもの。
技術革新により、システムの信頼性やコンパクトさが
さらに向上することが期待されます。

これらの考察に基づいて、
具体的なシステムの仕様や配置の詳細を
さらに深掘りしていくことが次のステップとなる。
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次回は、上記の結論から
①-②-[B]-α「具体的なシステムの仕様」

①-②-[B]-β「配置の詳細」
について、追求していきたいと思います!
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