N° 20 セロリ③ [YouTube本編内容]
セロリ
理論的知識
理論的知識
・利用 役割
・利用 食用
・利用 薬用
・利用 その他
・結論とポイント
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セロリ ③-③
理論的知識、ちょいテク、食材食品紹介コーナー
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知識
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☆利用:役割
⑴:独特の芳香と食感のある野菜。
生食や肉、魚の臭み消しなどに使われる。
⑵:栄養価は高く、ビタミン類や食物繊維が
豊富 で、特有な香り成分は、
疲労回復や精神安定の効果が、期待される。
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☆利用:食用
⑴:野菜としてのセロリは、
独特の香りとシャキッとした歯触りが特徴。
⑵:茎や葉は生色のほか、
漬物や佃煮、スープ、シチューなど
ブーケガルニ、香味野菜にも。
⑶:香りの強い成分のなかに、
"アピオール"という揮発性の成分がある。
肉やレバーの臭み消し魚のマリネにも
ハーブの一種として使われる。
⑷:芳香は、精油の"セダノライド"による
ものとされ、口内の味覚神経を刺激して
唾液や胃液の分泌を促し、食欲を増進させる。
⑸:精油のほか、実は乾燥させて香辛料、
薬用としても使用される。
セロリの種から精製した香辛料は、
セロリシードと良いピクルスやスープに。
⑹:セロリソルト
セロリシードと食塩を粉末で合わせたもの。
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☆利用:薬用
⑴:薬用部位は、茎葉にあり、
精油、ブチルフィサリド、
ネオセリディライド、フラボノイドなどの
成分が含まれる。
⑵:セロリの香り成分の一部である、
アピインやセリニンには
神経を鎮めて精神を安定させたり
血圧上昇を抑える働きがあるといわれる。
⑶:胃潰瘍の予防と緩和、
神経系を調える作用があり
漢方では、利尿、浄血、血圧を下げる
鎮静、痙攣を抑えるなどの作用が認められる。
⑷:中国では、早芹(カンキン)と読んでおり
中医学で茎葉の場合、
1日10〜15g の煎じ液、または生食なら
1日30〜60g を、高血圧症、めまい、頭痛
顔面紅潮、目の充血、血尿などに
応用しており、
フラボノイドのアピインの効果を活用している。
⑸:セロリに含まれる、ビタミンU は、
タンパク質を作るために必要な
核酸を生み出すビタミンで
胃や十二指腸の粘膜の修復を助ける効果がある。
⑹:同様に多く含まれるビタミンB1、B2は
エネルギーの代謝を良くして
神経症の正常な働きを維持する働きがある。
⑺:セロリの葉を天日干ししたものや
野菜クズの葉を布袋に入れて
入浴剤として用いる事により、
体を温める効果もあり、精油が湯に溶けて
肌を軽く刺激し、血液循環を良くして
冷え性や肩こり、疲労回復に効能があると言われる。
⑻:抗癌作用を主張する研究もある。
かつて、デザイナーズフーズ計画の
ピラミッドの一群に属し
癌予防効果のある食材の第4位として
位置付けられた。
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☆利用:その他
⑴:種を炒ったものや、種から搾取した油も
食べれるが、この脂は子宮を刺激する作用をもち
流産や早産の危険性があるので
妊婦が大量に摂取するのは避けるべき。
⑵:蒔種用に栽培するものは、
食用の想定はしていないので
農薬が使用している事が多いので食べるのは避ける。
⑶:保存状態の、悪いセロリは
DNAや組織を傷つけるソラレンという
化合物が生成され、
過敏な人は皮膚接触で
水疱性の炎症を引き起こす事もある。
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☆結論とポイント
・食用での汎用性と効能価の高さ。
・薬用としても幅広い効果効能の期待がある。
・メリットも多いが気をつけたいデメリットも。
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↑さらに詳しく映像で
気になる方は、YouTubeにて!
[再生リスト]
:本編 Long Ver. 「セロリ③-③」
:セルフ切り抜き short ver.
理論的知識 セルフ切り抜き より。