【早稲田建築AO入試二次試験徹底解説】創成入試を分析!!
まず備えてほしいものは①自信と②愛嬌です。これは覚えておいてください!!
少なくとも、一次試験を通過している皆さんの志望理由や成績、大学の抱負などは先生たちがおっけいを出しました。つまり、二次試験はあなた自身を審査します。
では、下記に詳しい内容を書くのでぜひ対策をして二次試験に臨んでください。
(一次試験について何も書いていないのに、二次試験から始めてしまいごめんなさい!!近日中に一次試験については書きます。約束します。)
【二次試験の流れ】
二次試験は1日かけて行われます。
デッサン(120?min)
↓
昼食(グループによって差はあるものの1h)
↓
集団面接(30min)
↓
個人面接(10min)
個別解散
という流れになります。
【デッサン編】
①概要
早稲田は二次試験にデッサンがあるのが特徴の一つです。
「え!美大予備校に通ったり絵画教室に通わないといけないの?」
と思うと思います。もちろん、通える機会があれば通った方がいいと思います。でも、私を含め、周りの友人も半数くらいは通わずに美術の先生に指導してもらったり、独学で学んだ人もいるので大丈夫です!
まず、デッサンの試験はテーマに対する鉛筆によるドローイングと文章説明による提案・表現となっています。
過去の問題としては
「あなたが印象的だった水を書きなさい」
などがあります。B4ぐらいのケント紙2/3に絵,1/3に文章というイメージでいいと思います。
②画力について
まず鉛筆に慣れてください!
一方で、建築学科なので模写のうまさよりも、想像力が見られているように感じます。目の前にないものを描くのが建築学科なので当たり前ではありますが、絵を見てなにを買いているのかわかるのか、想像力が掻き立てられるかが重要だと思います。
③対策方法
では実際に私や周りの友人がしていた対策方法を下記にのせます!
・街中の観察
電車の中で目の前の人を描く/公園で植物を描く
など身の回りのものや街中のものを観察してみてください。
・建築雑誌をトレースする
実際に空間を把握をする機会が少ないと思います。壁や床、人、窓などの関係性を絵にすることは難しいのでしょうか。そのため、私は建築雑誌の上にトレースペーパーを置いて建築の内部をなぞってました。どこに影ができるのか、どこが垂直なのかなどが把握できました。
・ケント紙の扱いに慣れる
ケント紙は凹凸が少なく、あまり鉛筆が荒くのりません。そのため、ケント紙で練習しましょう。擦る、塗りつぶす、線を書くなど一連の動作ができるといいでしょう。
・文章力を高める
芸大の入試と違う点として、なによりも文章を書くスペースが用意されているということです。つまり、情景なども文章で説明できるため、絵が伝わらない!なんてことは起きません。端的に文章をまとめる力を新聞を読んだりして身につけましょう。
【集団面接編】
デッサンが終わると面接が始まります。
私の時は、デッサンの後にお昼ご飯の時間が1時間ほど設けられており、その後グループ面接(30min)→個人面接(10min)という流れでした。
①概要
グループは、それぞれ海外経験者,学内活動など似たような活動やテーマで分かれている印象でした。そこまでグループの内容は気にしなくていいと思いますが、
学生6人に対して、教員が7人?だった気がします。7人の教授は全体の進行役一人と学生一人に対して1教員というイメージです。それぞれが事前に提出した自己PR書類をパラパラ見ていました。
②集団面接の質問
・自己紹介
「名前、出身高校、創成入試を受けた理由」が聞かれました。
・1:1質問
そして、事前に提出していた自己PR書類をもとに、先生が質問を投げかけます。ファッションが好きな子には「ファッションと建築の関係性は?」,部活を頑張っていた子には「部活で一番頑張ったことは?」, 留学をしていた子には「留学先と日本の建築に対する姿勢の違いは?」などそれぞれ質問がきます。この対策は下記に書きます!
・全体に向けた質問
一通り1:1質問が終わったら、全体に質問が投げかけられました。端から順番に答えてく質問もありますが、挙手制の質問もありました。その時々で変わる印象です。
「あなたの街のキャッチコピーを教えて」
「好きな海外の建築は?」
「早稲田のキャンパスを訪れて感じたことは?」
「なんで早稲田選んだの?」
「どんな建築を作りたい?」
などでした。予想して練習したらそんなに難しいことはなさそう?です。
③対策方法
・自己PR書類
集団面接は先生方が自己PR書類を手に持っている状態で質問がきます。つまり、この自己PR書類に載っていない質問は1:1の時に飛んできません。そして、大きな文字でわかりやすく書きましょう。先生たちは自己PR書類が配られたらすぐ質問をしないといけないので、パラパラとしか見ません。どこが重要なのかわかりやすくするといいでしょう。ファイリングしたり、本のようにするなどバラバラな状態にならないようにしましょう。
・聞く姿勢
私が一番気を使っていたのは聞く姿勢です。
集団面接なので、自分以外が話している時間も、話している人の言葉に頷いたりリアクションをとりましょう。一緒に集団面接を受けている人は敵ではありません。
・暗記をしない!
面接練習をする際に、絶対に解答を暗記しないでください。面接は緊張します。そんな時に、一文でも抜けたらパニックになるでしょう。こんな質問が来たら、この言葉を使ってこんなふうに答えよう!というアバウトの解答で大丈夫です。
【個人面接編】
①概要
面接時間は約10minです。初めの3minで、自己PRの時間があります。先生は基本的に3名で、私の時は2ブースありました。
聞かれる内容としては、集団面接よりももう少し受験生のパーソナリティの部分が大半でした。
②個人面接の質問
・なんで早稲田建築なのか
・高校生での経験について(留学、海外経験、部活)
・大学に入ったらどういう勉強をしたい?
大体7ターンくらいだと思います。
③対策方法
・自己PR
まず、自己PRを3分におさまましょう。この自己PRは、自分がつくりたい建築の模型を持ってきている人や、絵を持ってきている人、自分についてのボードを持ってきている人など様々でした。
自分をアピールできるものがいいと思います。先生たちが、受験生にハッシュタグをつけれるようなアピールを考えてください。
〇〇に留学していた子!評定5.0の子!サッカーでユースだった子!
などなど
・先生のことについて勉強する
早稲田建築のHPで、先生たちの専門分野を勉強しましょう。個人面接の場合、先生方は少し自分の研究分野に関係づけて質問をする印象があります。自分のやりたいことが、先生たちの専門分野のどこに精通しているのか知るのも非常に重要です。
以上が二次試験についての解説でした!
少しは想像できましたか?
自分を信じてぜひ二次試験頑張ってください!