【こんなAO受験生は合格しない!】早稲田建築学科AO生が語る
AO入試の塾などでも働いているメンバーで、こんな受験生はAOに受かりにくいよねという話をよくします。
実際にAOを受けたからこそわかる、現場の生の声を今回はお届けします。
①自己表現ができない
この問題は受験の時に誰もがぶつかるものです。
自分がなにが得意で、なにが苦手で、なにに興味があって、どんな自分になりたいのか、、、など言語化できる学生は本当に受かります。総じて、自己プロデュース力があるからでしょう。
でも、中には自己表現が苦手な受験生はたくさんいます。でも、志望理由など自分を何度も見つめ直すことで自己表現はできるようになってきます。「見せ方」をわかっている人が受かるんです。
例えば、
Aさんは「英検準一級を持っています」
Bさんは「外国人の友人とコミュニケーションを取るために英語を独学で勉強し、高校一年生の時に準一級を取得し、言語をツールとして活用しながら異文化交流をしています」
どっちの学生の方が、輝いて見えますか?Bさんですよね。
つまり、活動の名前ではなく、正直なところ「見せ方」が大事だと思います。この見せ方を習得することが受験合格への一歩!
②素直になれない
よく、「ここ直してきてね」と話すと、次の授業の時にやってなかったことを隠すために、「いや〜?ここは違うと思ってて」と話出す学生がいます。確かに、アドバイスを自分で取捨選択して違うと思い、直してこなかった場合もあるでしょう。その行動は納得できますが、「時間がなくてやってこなかった」ことをあたかも「考えた上でやってこなかった」という言い訳をするのはやめましょう。さらに、少し見栄を張りたくて、できないこともできるということもやめましょう。(私も反省しています。。)
なにも全て自分でできる学生を大学側は求めている訳ではありません。大学というのは、多くの学生がいて、互いに苦手なことを補い合うことができるからこそ成り立ちます。
できないことはできないと伝えたら、誰かが手を差し伸べてくれます。この行動を日常的にできているかどうかということから、その人の学習姿勢は見えるんですよね。
素直になることで、本当に成長できます。結論、無知の知は大事!!
③親御さんが受験に過度に干渉している
前提として、受験をするのは「親御さん」ではなく「受験生」です。
親御さんが、みんな娘や息子の受験が心配になる気持ちはわかります。同時に、家族の支えがあってこその受験であることも重々承知しています。それは、受験生のみならず、AOの塾で働いている人も理解しています。
でも、AO入試は本当に個人の力であって、親御さんは見守ることしかできません。AOで受かる受験生は、傾向として自立しています。自分で何を将来したいのか、どういう自分でありたいのかを常に考え行動しているため、他人の意見に流されにくいんです。なので、受験においても最終的には自分で志望校を決め、自分で取捨選択します。つまり、親御さんが意思表示をしなくても、自分で意思決定をするんです。受験のスケジュール管理など、まずは受験生がやるのを待ちましょう。
少しだけ見守ってあげてください。はっきり言いますが、高校三年生はそんなに子供ではありません。
ここまで色々お話ししましたが、上記の内容はAOで働いている講師やAO経験者と話していて多かった意見です。
でも、第三者から見た意見は本当に貴重だと思います。
受験前私は自己表現なんてものは0に近く、頑固だったので、受験は本当に苦労しました。
でも、受験期間で成長できたので、大丈夫です。心の端っこにでも受け止めておいてください笑