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※驚愕 コロナ禍を乗り越えてロシア人バレリーナを来日させて結婚した話4 首相の馬鹿野郎!!

そんなわけで数多の困難を乗り越えて無事に妻のビザを獲得し、犬の来日の算段まで取り付けた私達だが…..思わぬところから大きな妨害が入った。
2021年12月、当時オミクロン株の流行が騒がれだした時期であり、我が国のK首相が突然オミクロン株の危険性を見極める為と言う理由で、年末までの一切の外国人の入国を禁止したのである。更には現状受け取っていたビザも全て無効にされてしまった。
私達はこのニュースを見て大きく恐怖した。妻は年が明けた1月来日予定でありそれに合わせて、賃貸の契約、仕事の契約も終了させる予定であり、私も航空券を買い与えチワワも同じ日に来れるように用意していた。
ただ一人の男の宣言一つでそれらの準備が全てひっくり返されかねない状態になってしまったのだ。
私はこんな突然に無茶苦茶なことを言い出したk首相へのふまんがたらたらで、絶対にまた突然この年末迄という期間を延長するに違いないと警戒していた。
外務省に電話しても、入管に電話しても、上海総領事館に電話しても、内閣府に電話しても全ては首相が決めたことなのでまだ何も伝わってないんですと現場も困惑するだけ….
立場のある人間が思いつきで動くことの危険さを痛感させられた。
私は毎日のように外務省に電話したが12月20日になってもまだ年末までとしか決まっていないとの返事しか貰えなかった。私は彼らに責任が無いことは理解しつつもかなりの激情に駆られていた。
妻の中国での在留期限が3月1日を持って切れてしまうからだ。更新することは可能だが、その手続きには1月近くを有する、1月17日に来日予定だったので更新手続きを行っておらず、万が一にも1月になっても入国できなかった場合は非常に厳しい状態になるのだ。
日本でもそうだが、中国でも一切の個別の事情を考慮されずに在留期限が切れてしまうと犯罪者扱いである。更にロシアに帰ろうにも飛行機も飛ばずに帰ることも出来ない。かと言って12月中に在留期限の更新手続きを始めるとパスポートを一ヶ月ほど手放すことになるので1月17日の入国に間に合わなくなる。
….私はk首相が約束通り年末までの入国規制で終わることを願いながら日々を過ごしていた。
その過程で何度も外務省に電話してオミクロン株見極めたいなら首相が感染して自分で確かめりゃいいだろうが!! と、連日のように怒鳴りまくっていたものである。
そして、私の予想は最悪の形で実現した。
首相はよりにもよって、12月の月末にオミクロン株による入国規制を更に延長させることを決定したのだ。
何が最悪かといえば、期限が定められていないこと、月末≒年末なので仕事納めとなり一切の公的機関が動かなくなってしまったのである。
私達は恐怖に駆られ、私は首相への憎悪に駆られながらも一度落ち着きながら対応を相談した。
こうなったら日本政府は当てにならないし、直ぐに中国での在留期限、仕事、賃貸契約を延長しよう。
私も年が明けて上海総領事館が仕事始めたら直ぐに電話して対応する!!
チワワも君が来日するまで入国を延期しよう。
以上の内容で話はついた。が、航空券6万円が無駄になった。
…..この損害賠償は一生涯K首相に請求し続けたいと思っている。これを返してくれるまでは許さないつもりである。
が、結果的には年を開けてからも上海総領事館に問い合わせ毎日電話し続けたことで、入国に関する問題も危機を脱することは出来るのであった…..

合言葉は中国人に要はない、日本人を出せ!!、首相の馬鹿野郎!!
….我ながら酷い言葉だと思うがお陰で日本人の領事がすぐに出てくれるようになり、妻のビザの再発行にスムーズに進めるようになった。
妻も流石の有能さで全ての延長手続きを済ませてしまい、中国での生活をとりあえずは続けられるようになった。
都市を開けてすぐに何度も上海総領事館に電話し、対応してもらったおかげで1月中にビザを再びもらえた。妻は余裕を見て3月初旬まで仕事と賃貸の契約を伸ばしていたことから、来日は2022年3月となった。新しく航空券も買い直した。

首相の散々な妨害すら乗り越えて、私達は日本で出会えるようになったのだ。
ちなみに妻にとってこれは初来日≒結婚のような状態であり、妻の家族や友人たちからもクレイジーと言われていたそうである(私もだが)

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